読書

石田英敬,東浩紀著『新記号論 -脳とメディアが出会うとき』(2019)

新記号論 脳とメディアが出会うとき (ゲンロン叢書) 作者:石田 英敬,東 浩紀 発売日: 2019/03/04 メディア: 単行本 現代人はつねにネットワークに接続されている。それはなにを意味するのか。二人の哲学者が、記号論という名の古くて新しいプロジェクトをい…

阿部和重,伊坂幸太郎著『キャプテンサンダーボルト』(2014)

キャプテンサンダーボルト 作者:和重, 阿部,幸太郎, 伊坂 発売日: 2014/11/28 メディア: 単行本 世界を救うために、二人は走る。東京大空襲の夜、東北の蔵王に墜落したB29。公開中止になった幻の映画。迫りくる冷酷非情な破壊者。すべての謎に答えが出たとき…

ジャン=ジャック・ヴュナンビュルジェ著,川那部和恵訳『聖なるもの』(1981→2015=2018)

聖なるもの (文庫クセジュ) 作者:ジャン=ジャック・ヴュナンビュルジェ 発売日: 2018/02/21 メディア: 新書 本書は、聖の実践と理論をもとに、聖なるものに関する経験、制度および概念論を大きく通観する。学術的参照範囲は広く、これまで人文科学系の諸分野…

南谷えり子,井伊あかり著『ファッション都市論-東京・パリ・ニューヨーク』(2004)

東京・パリ・ニューヨーク ファッション都市論 (平凡社新書) 作者:えり子, 南谷,あかり, 井伊 発売日: 2004/10/01 メディア: 新書 世界のファッション先端都市―東京・パリ・ニューヨーク。パリは「ファッションの都」として君臨しているが、そこに住む人は「…

岡島紳士, 岡田康宏著『グループアイドル進化論-「アイドル戦国時代」がやってきた!』(2011)

グループアイドル進化論 (マイナビ新書) 作者:岡島 紳士,岡田 康宏 発売日: 2011/01/24 メディア: Kindle版 80年代のおニャン子クラブから、モーニング娘。を経て、AKB48へ。時代とともに移り変わってきた人気グループアイドルの成り立ちと変遷を追うことで…

ジェイミー・バートレット著, 秋山勝訳『操られる民主主義-デジタル・テクノロジーはいかにして社会を破壊するか』(2018=2018→2020)

操られる民主主義 デジタル・テクノロジーはいかにして社会を破壊するか 作者:ジェイミー・バートレット 発売日: 2018/09/25 メディア: Kindle版 いつのまにか「私の考え」が誘導されていた?SNSが人びとの抑えられた感情を増幅し、ビッグデータが自由な判断…

ネイト・シルバー著, 川添節子訳『シグナル&ノイズ -天才データアナリストの「予測学」』(2012=2013)

シグナル&ノイズ 天才データアナリストの「予測学」 作者:ネイト・シルバー 発売日: 2013/11/28 メディア: 単行本 「私たちはシグナルを探そうとしてノイズを集めている」米大統領選で「オバマの勝利」を完璧に予測し、世界を騒然とさせた希代のデータアナリ…

佐藤友哉著『灰色のダイエットコカコーラ』(2007)

灰色のダイエットコカコーラ (星海社文庫) 作者:佐藤 友哉 発売日: 2013/11/08 メディア: 文庫 「覇王」として君臨した祖父の高みに至るべく、「特別な自分」を信じ続けようとする「僕」。北海道の片隅で炸裂する孤独な野望の行き着く先は、「肉のカタマリ」…

ヤマザキマリ著『国境のない生き方-私をつくった本と旅』(2015)

国境のない生き方 -私をつくった本と旅-(小学館新書) 作者:ヤマザキマリ 発売日: 2015/04/17 メディア: Kindle版 14歳で欧州一人旅、17歳でイタリア留学。住んだところは、イタリア、シリア、ポルトガル、アメリカ。旅した国は数知れず。ビンボーも挫折…

馬部隆弘著『椿井文書-日本最大級の偽文書』(2020)

椿井文書―日本最大級の偽文書 (中公新書) 作者:馬部隆弘 発売日: 2020/05/29 メディア: Kindle版 中世の地図、失われた大伽藍や城の絵図、合戦に参陣した武将のリスト、家系図…。これらは貴重な史料であり、学校教材や市町村史にも活用されてきた。しかし、…

高橋信著『マンガでわかる統計学 回帰分析編』(2005)

マンガでわかる統計学 回帰分析編 作者:信, 高橋,いろは, 井上,トレンドプロ 発売日: 2005/09/01 メディア: 単行本 本書は、回帰分析と重回帰分析とロジスティック回帰分析を解説した書籍です。 プロローグ:ノルンへようこそ第1章 基礎知識第2章 回帰分析第…

岩村忍著『暗殺者教国-イスラム異端派の歴史』(1964→1981→2001)

暗殺者教国―イスラム異端派の歴史 (ちくま学芸文庫) 作者:岩村 忍 発売日: 2001/07/01 メディア: 文庫 ニザリ・イスマイリ教国を奇怪という言葉だけで片付けるわけにはいかない。暗殺を政治手段とするこの王国は、10世紀末から13世紀央まで、バグダードのカ…

高橋信著『マンガでわかる統計学 因子分析編』(2006)

マンガでわかる統計学 因子分析編 作者:高橋 信,井上 いろは,トレンド・プロ 発売日: 2006/10/26 メディア: 単行本 『マンガでわかる統計学』『マンガでわかる統計学回帰分析編』それぞれの登場人物が総登場。前2作をお読みいただいた方は必読です。 プロロ…

篠原雅武著『人新世の哲学-思弁的実在論以後の「人間の条件」』(2018)

人新世の哲学: 思弁的実在論以後の「人間の条件」 作者:雅武, 篠原 発売日: 2018/01/22 メディア: 単行本 人類の活動による大規模な環境変動は地球の姿を変え、地質学的に新たな時代「人新世」に突入している、ノーベル賞受賞科学者クルッツェンはそう述べた…

大上丈彦著『マンガでわかる統計学-素朴な疑問からゆる〜く解説』(2012)

マンガでわかる統計学 素朴な疑問からゆる~く解説 (サイエンス・アイ新書) 作者:大上 丈彦 発売日: 2012/01/17 メディア: 新書 統計学というと「なんだか難しそうだな」と思うかもしれませんが、ポイントをしっかり押さえ、あまり本質的でないところにこだわ…

フィリップ・ブォナローティ著, 田中正人訳『平等をめざす、バブーフの陰謀』(1828=2020)

平等をめざす、バブーフの陰謀 (叢書・ウニベルシタス) 作者:ブォナローティ,フィリップ 発売日: 2020/06/11 メディア: 単行本 著者はイタリア生まれでフランスに帰化した革命家。平等をめざし、自由で幸福で平和で持続する形態を社会に与えることをめざした…

井上俊「社会学と文学」『社会学評論』2008年, 59巻, 1号, p.2-14

【本文】

秋谷直矩, 平本毅「分野別研究動向(エスノメソドロジー) ―エスノメソドロジー・会話分析研究の広がり」『社会学評論』2019年, 70巻, 1号, p.43-57

【本文】 44「しかし,「昨今のエスノメソドロ ジー研究者の精力的な活躍によって,現象学的社会学と EM 研究とが同一視され るようなことは,だいぶなくなっているのではないだろうか」(矢田部 2002: 98- 99)と,すでに 15 年以上前より指…

田泰昊「メディアミックスに関する日本出版人の認識と実践に関する質的研究 ーライトノベル編集者を中心に」『年報カルチュラル・スタディーズ』2018年, 6巻, p.145-168

【本文】 本稿は、日本のコンテンツ産業の特徴であるメディアミックスが、実際にどのように動 いているかについて考察するものである。特にメディアミックスの現場で活動している実 務者(KADOKAWA のライトノベル編集者)たちが、自分の職業とメディアミッ…

宮本直美著『宝塚ファンの社会学 ースターは劇場の外で作られる』(2011)

宝塚ファンの社会学: スターは劇場の外で作られる (青弓社ライブラリー) 作者:宮本 直美 発売日: 2011/03/17 メディア: 単行本 宝塚歌劇のファン同士のいい席をめぐる駆け引きやスター・生徒へのさまざまな距離感を描きながら、非合理に見えるファンの行動が…

角田隆一「記憶メディアとしての写真 ―ロラン・バルトの「プンクトゥム」概念からの展開」『ソシオロゴス』2009年, 33号

【pdf】 本稿は、写真を観るという経験と記憶の関係性について社会学的に考察することを目的としている。そ のために中心的に検討していくのは、ロラン・バルトによる最晩年の写真論『明るい部屋』である。本著作は独自の現象学的方法から写真の経験を取…

伴名練編『日本SFの臨界点[怪奇編]ちまみれ家族』(2020)

日本SFの臨界点[怪奇篇] ちまみれ家族 (ハヤカワ文庫JA) 発売日: 2020/07/16 メディア: Kindle版 「2010年代、世界で最もSFを愛した作家」と称された伴名練が、全身全霊で贈る傑作アンソロジー。日常的に血まみれになってしまう奇妙な家族を描いた津原…

吉光正絵, 池田太臣, 西原麻里編著『ポスト〈カワイイ〉の文化社会学-女子たちの「新たな楽しみ」を探る』(2017)

ポスト〈カワイイ〉の文化社会学:女子たちの「新たな楽しみ」を探る (叢書・現代社会のフロンティア) 発売日: 2017/04/20 メディア: 単行本 〈カワイイ〉が一般化した時代(=ポスト〈カワイイ〉)の女子文化のあり方を問う。〈カワイイ〉は一見すると古典的…

カルロ・ロヴェッリ著, 栗原俊秀訳『すごい物理学講義』(2014=2017→2019)

すごい物理学講義 (河出文庫) 作者:カルロ・ロヴェッリ,竹内薫 発売日: 2020/01/24 メディア: Kindle版 時間は存在しない、無限の終わり、ビッグバンの先にあるもの…わたしたちは、こんな驚きの世界に生きている!だれもが興奮できる究極の世界原理をあなたに…

島田雅彦著『虚人の星』(2015)

虚人の星 (講談社文庫) 作者:島田 雅彦 発売日: 2017/12/15 メディア: 文庫 総理とスパイの意識を丸裸にする驚異の一人称語り。戦後70年の分岐点、進むべき未来を照らす傑作長篇小説!

池田太臣「共同体、個人そしてプロデュセイジ : 英語圏におけるファン研究の動向について」『甲南女子大学研究紀要. 人間科学編』2013, 49号, p.107-119

【本文】 115「また,研究者自らが何らかのファンでもある場合 (すなわちアカ-ファンないしスカラーファンである場合)は,さらに注意が必要である。キャサリン・ラ ーセンとリン・ズベルニスが指摘するように,自らの体験にとらわれるあまり…

ロージ・ブライドッティ著, 門林岳史監訳『ポストヒューマン-新しい人文学に向けて』(2013=2019)

ポストヒューマン 新しい人文学に向けて 作者:ロージ・ブライドッティ 発売日: 2019/02/26 メディア: 単行本 人文主義の根幹にある近代・西洋・白人・男性的な人間像に異議を突きつけ、新しい人文学(ヒューマニティーズ)のかたちを描き出す。自己・種・死・…

石崎嘉彦「「倫理」の学と「超越的なもの」について ー善を基礎付けるのは自然か神か人間か?」『倫理学研究』2019年, 49巻, p.36-

【本文】

ミカエル・フッセル著, 西山雄二, 伊藤潤一郎, 伊藤美恵子, 横田祐美子訳『世界の終わりの後で』(2012=2020)

世界の終わりの後で: 黙示録的理性批判 (叢書・ウニベルシタス) 作者:フッセル,ミカエル 発売日: 2020/03/26 メディア: 単行本 世界の終わりは今ここにあり身体的に知覚され経験されるカテゴリーである。政治的なもの、社会的なもの、人間的なものの交差する…

新美亮輔, 山田真也「顔の魅力が服の魅力評価に与える影響とその性差」『心理学研究』2020年, 91巻, 2号, p.94-104

【本文】 Faces and clothing are clues to interpersonal perception. However, it is not known whether perceptions of faces and clothing are interacting with each other. We examined the effects of facial attractiveness on subjective ratings o…