写真

大山顕著『新写真論 -スマホと顔』(2020)

新写真論: スマホと顔 ゲンロン叢書 作者:大山 顕 株式会社ゲンロン Amazon もしかしたら写真は人間を必要としなくなるのではないか 写真は激変のまっただ中にある。「写真」という用語をあらためなければいけないとすら思っている。これはスマートフォンとS…

東松照明『東松照明1951-60』(2000)

東松照明1951‐60 作者:東松 照明 作品社 Amazon 下町の姉妹、石切り場の子供たち、傷痍軍人、上野駅、ダルマ船で働く人々…みずみずしく卓抜な映像感覚でとらえた戦後日本の胎動。東松照明のドキュメンタリー写真を収める。

6151,中野晴代,もろんのん著『インスタグラム商品写真の撮り方ガイド』(2019)

インスタグラム商品写真の撮り方ガイド 作者:6151,中野 晴代,もろんのん 技術評論社 Amazon 人気写真家が写し出す。SNSで魅せる&映える撮影テクニック教えます!写真の魔法で魅力を引き出す47のレシピ。 1 売れる商品写真の組み立て方(最初に考えるべき5つの…

写真:篠山紀信,文:中平卓馬『決闘写真論』(1977)

決闘写真論 (1977年) Amazon かたや、現代日本を代表する写真家。かたや、伝説的存在として知られる写真家・写真評論家。「家」「晴れた日」「旅」など、数々の自信作で迫る篠山に対して、中平は、練りに練った文章で応じる。70年代の熱い息吹に満ちた「幻の…

写真:ロベール・ドアノー,解説:ブリジット・オリエ『ドアノー写真集 パリ遊歩 1932-1982』(1998)

ドアノー写真集 パリ遊歩―1932-1982 岩波書店 Amazon 現代フランスでもっとも人気ある写真家のひとりドアノーは,生涯パリとその郊外の街並みと人びとにのみ関心をもちつづけた.半世紀にわたりパリの石畳を縦横に歩きまわり,路上に展開する日常のドラマに…

クレマン・シェル著,伊藤俊治監修,遠藤ゆかり訳『アンリ・カルティエ・ブレッソンー20世紀最大の写真家』(2008→2009)

アンリ・カルティエ=ブレッソン:20世紀最大の写真家 (「知の再発見」双書) 作者:クレマン・シェルー 創元社 Amazon 昨年生誕100周年を迎えたアンリ・カルティエ=ブレッソンは、写真という表現ジャンルにおいて傑出した業績を残した文字通りの巨人である。ま…

橘田龍馬著『楽しいカメラ』(2019)

楽しいカメラ 作者:橘田 龍馬 エムディエヌコーポレーション Amazon 写真を撮ることを難しく考えないで!写真は、かわいいイメージとかっこいいイメージさえあれば、グンとよくなります。イメージの仕方と、そのイメージを写真にする方法は、この本ですべてわ…

鳥原学著『教養としての写真全史』(2021)

教養としての写真全史 (筑摩選書) 作者:鳥原 学 筑摩書房 Amazon 21世紀に入って、写真のもつ意味と役割は劇的に変わった。スマートフォンが普及し、誰もが気軽に写真を撮ってSNSにUPするようになったからだ。だがこれまでも、機材やメディアの変化と…

別所隆弘著『物語と画作りで人を魅了する 最高の一枚を写し出す写真術』(2019)

物語と画作りで人を魅了する 最高の一枚を写し出す写真術 こんな写真が撮れるのか!シリーズ 作者:別所隆弘 インプレス Amazon 思い出が舞う桜、悪条件が生んだ工場夜景、都市の光と闇、物語を翻訳する超望遠花火、風景としての人物写真、儚いリフレクション…

松本茜著『今度こそスッキリわかる! カメラのきほん練習帳』(2020)

カメラのきほん練習帳 作者:松本 茜 永岡書店 Amazon デジタル一眼レフカメラを買ってみたけれど、マニュアル本を見てもよくわからない、機能を全然使いこなせない、どうしても満足のいく写真が撮れない……そんな悩みを抱えるカメラ初心者のみなさんに向けた…

森田塁「撮影行為における知覚について―福原信三「写真の新使命」の精読を通して」『映像学』2021年, 106巻, p.56-77

【本文】 福原信三の写真論「写真の新使命」は、彼が創刊した雑誌『写真芸術』において、1922年の4月から9回に渡って掲載されたエッセイである。これはのちに多くの写真論を書くことになる福原が、初めて明確な目的のもとに書いた文章である。 従来福原の写…

江本紫織「能動的プロセスとしての写真 ーコンテクストに対する有機的関わりの点から」『映像学』2016年, 96巻, p.110-129

【本文】 これまで写真は、コンテクストやプロセスに対して受動的な位置付けを与えられてきた。その要因となってきたのは、撮影・呈示におけるコード化、観賞でのコンテクストによる意味の規定である。しかし誰もが写真の撮影者・呈示者・観者になり、それぞ…

角田隆一「記憶メディアとしての写真 ―ロラン・バルトの「プンクトゥム」概念からの展開」『ソシオロゴス』2009年, 33号

【pdf】 本稿は、写真を観るという経験と記憶の関係性について社会学的に考察することを目的としている。そ のために中心的に検討していくのは、ロラン・バルトによる最晩年の写真論『明るい部屋』である。本著作は独自の現象学的方法から写真の経験を取…

山内宏泰著『写真を読む夜 13人の写真家たちの撮影哲学-プロフェッショナルのテクニックと視点』(2018)

写真を読む夜 13人の写真家たちの撮影哲学: プロフェッショナルのテクニックと視点 作者: 山内宏泰 出版社/メーカー: 誠文堂新光社 発売日: 2018/12/05 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 「アート」の一領域として今や揺るぎない位置を占める「…

長谷正人著『ヴァナキュラー・モダニズムとしての映像文化』(2017)

ヴァナキュラー・モダニズムとしての映像文化作者: 長谷正人出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 2017/09/11メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る 写真やジオラマ,映画,テレビなどといった複製技術による映像文化が切り開く「自由な活動…

梅佳代著『うめめ』(2006)

うめめ作者: 梅佳代出版社/メーカー: リトルモア発売日: 2006/09/04メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 233回この商品を含むブログ (195件) を見る

大竹昭子著『この写真がすごい2008』

この写真がすごい2008作者: 大竹昭子出版社/メーカー: 朝日出版社発売日: 2008/06/27メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 51回この商品を含むブログ (39件) を見る プロ・アマ問わず、3歳から90歳まで、本や雑誌、展覧会、ポスターからインターネットまで、…

スーザン・ソンタグ著『写真論』(1977=79)

写真論作者: スーザン・ソンタグ,近藤耕人出版社/メーカー: 晶文社発売日: 1979/04メディア: 単行本購入: 7人 クリック: 53回この商品を含むブログ (60件) を見る 現代は写真の時代である。写真がわれわれの意識を支配し、現代文化の隠れた構造を決定づけて…