アルフレッド・シュッツ著. 森川眞規雄, 浜日出夫訳『現象学的社会学』(1970=1980)

 

現象学的社会学 (文化人類学叢書)

現象学的社会学 (文化人類学叢書)

 

 

米国国家情報会議編, 谷町真珠訳『2030年 世界はこう変わるーアメリカ情報機関が分析した「17年後の未来」 』(2012=2013)

 

2030年 世界はこう変わる アメリカ情報機関が分析した「17年後の未来」

2030年 世界はこう変わる アメリカ情報機関が分析した「17年後の未来」

 

アメリカ大統領も参考にする、最新の未来予測レポート。次代を生き抜く視野・ビジネスのヒントが満載。

第1章 メガトレンド 「2030年の世界」を決める4つの構造変化
 メガトレンド1 個人の力の増大
 メガトレンド2 権力の拡散
 メガトレンド3 人口構成の変化
 メガトレンド4 食料・水・エネルギー問題の連鎖
第2章 ゲーム・チェンジャー 世界の流れを変える6つの要素
 ゲーム・チェンジャー1 危機を頻発する国際経済
 ゲーム・チェンジャー2 変化に乗り遅れる統治力
 ゲーム・チェンジャー3 高まる「大国」衝突の可能性
 ゲーム・チェンジャー4 広がる地域紛争
 ゲーム・チェンジャー5 最新技術の影響力
 ゲーム・チェンジャー6 変わる米国の役割
第3章 オルターナティブ・ワールド
 「2030年」4つの異なるシナリオ
 シナリオ1 「欧米没落」型
 シナリオ2 「米中協調」型
 シナリオ3 「格差支配」型
 シナリオ4 「非政府主導」型

 

蓮実重彦著『帝国の陰謀』(1991→2018)

 

帝国の陰謀 (ちくま学芸文庫)

帝国の陰謀 (ちくま学芸文庫)

 

純粋な「形式性」と起源なき「名前」の流通によって現実が作られる時代。それは、いかにして生まれたのか―。19世紀中葉、一組の義兄弟が陰謀を企てる。兄の名は、ルイ=ナポレオン。フランス皇帝ナポレオン1世の甥である。かたや父親を異にする弟の名は、ド・モルニー。「私生児」にして、のちの内務大臣・立法院議長である。権力奪取の計画は首尾よく運び、ここにフランス第二帝政の幕が上がることとなる。希薄で、シニカルな相貌をまとって…。ド・モルニーが遺した二つのテクストを読解し、マルクスが見落としたものを軽やかに描く、著者最初の書き下ろし作品。

1 私生児
2 陰謀
3 決断
4 署名
5 議長
6 喜歌劇
7 反復

 

大屋雄裕著『自由か、さもなくば幸福か?ー21世紀の〈あり得べき社会〉を問う』(2014)

 

 20世紀の苦闘と幻滅を経て、私たちの社会は、どこへ向かおうとしているのか?“あり得べき社会”を構想する。

第1章 自由と幸福の一九世紀システム

 近代リベラリズムと自己決定の幸福
 契約自由の近代性
 参政権―自己決定への自由
 権利としての戦争
 一九世紀システムの完成―自己決定する「個人」
第2章 見張られる私―二一世紀の監視と権力

 監視の浸透
 情報化・グローバル化と国家のコントロール
 「新しい中世」
第3章 二〇世紀と自己決定する個人

 一九世紀から遠く離れて―戦争と革命の二〇世紀
 個人と人間の距離
 個人の変容への対応
 Why not be Perfect?―アーキテクチャと完全な規制
第4章 自由と幸福の行方―不安社会/民主政の憂鬱

 過去への回帰願望
 新たなコミュニティ・ムーブメント
 アーキテクチャと「感覚のユートピア
 ホラーハウス、ミラーハウス

 100 岩波『誓いの精神史 中世ヨーロッパの<ことば>と<こころ> 』

 101 菊池『ハプスブルクをつくった男』 

ハプスブルクをつくった男 (講談社現代新書)

ハプスブルクをつくった男 (講談社現代新書)

 

 119 大河内『憲法解釈方法論の再構成ー合衆国における原意主義論争を素材として』

憲法解釈方法論の再構成―合衆国における原意主義論争を素材として

憲法解釈方法論の再構成―合衆国における原意主義論争を素材として

 

177 トーピー『パスポートの発明―監視・シティズンシップ・国家』

パスポートの発明―監視・シティズンシップ・国家 (サピエンティア)

パスポートの発明―監視・シティズンシップ・国家 (サピエンティア)

 

 

 

片桐雅隆著『過去と記憶の社会学ー自己論からの展開』(2003)

 

過去と記憶の社会学―自己論からの展開

過去と記憶の社会学―自己論からの展開

 

大きな物語からの解放と小さな物語の噴出 ― 相互行為のリソースとしての物語はどう変わりつつあるのか。自己の同一性と過去の構築性とを論じつつ「現代社会とは何か」に答え、ミクロ-マクロ問題の解法をも示唆した構想力豊かな力作!

第一章 自己の構築と記憶
  ― 自己論から過去と記憶論へ
第二章 物語と自己の同一性
  ― 物語論と個人誌論の視点から
第三章 変身願望と過去の書き換え
  ― 転向やマインド・コントロールなどをめぐって
第四章 過去の構築と相互行為

第五章 「メンバーシップと記憶」論の構想
  ― 自己論からメンバーシップ論へ
第六章 集合的記憶と歴史
  ― 自己論との関連で
第七章 共同体的自己から状況的自己へ
  ― ナルシス的自己論として
第八章 集合的過去の縮小と物語の私化

●あとがき ●文献リスト ●索引

 132 ビリッグ『イギリス王室の社会学

イギリス王室の社会学―ロイヤル・ファミリーに関する「会話」の分析

イギリス王室の社会学―ロイヤル・ファミリーに関する「会話」の分析

 

 

山崎朋子著『サンダカン八番娼館』(1975→2008)

 

新装版 サンダカン八番娼館 (文春文庫)

新装版 サンダカン八番娼館 (文春文庫)

 

 かつて"からゆきさん"と呼ばれた女性たちがいたーー。歴史に埋もれた女性たちの声を刻みこむ「底辺女性史」の名著、新装決定版! 「からゆきさんと呼ばれる海外売春婦についての研究とも紀行ともつかないこの書物は、わたしが、この老からゆきさんと三週間あまりひとつ家に生活した記録であり、ふたりの偶然のめぐり逢いが決定的な契機となっている」(プロローグより)
“からゆきさん"―ー戦前の日本で十歳に満たない少女たちが海外に身を売られ、南方の娼館で働かされていた。そうした女性たちの過酷な生活と無惨な境涯を、天草で出会ったおサキさんから詳細に聞き取り綴った、底辺女性史の名著新装版。東南アジアに散った女性たちの足跡をたどるルポルタージュ『サンダカンの墓』も収録
大宅壮一ノンフィクション賞受賞作

サンダカン八番娼館(底辺女性史へのプロローグ
偶然の邂逅―天草への最初の旅
二度めの旅へのためらい
おサキさんとの生活 ほか)
サンダカンの墓(サンダカンの墓
シンガポール花街の跡
平田ユキ女のこと
小川芙美の行方 ほか)

 

市田良彦著『ルイ・アルチュセール-行方不明者の哲学』(2018)

 

 現代思想を代表するマルクス主義理論家か,妻を殺めた狂気の人か.光と闇の落差がもたらす眩暈のなかに哲学者は姿をくらます.彼にとっては,「行方不明になる」ことが「政治」であった――知られざるアルチュセール(1918―90)の哲学が,「スピノザを読むアルチュセールを読む」というかつてない試みを通して浮かび上がる.

第一章 行方不明者の生涯
 一 理論と経験
 二 落差と眩暈――青年期
 三 二股をかける哲学者――壮年期
 四 危機の炸裂――一九七棚年代以降

第二章 偶然性唯物論スピノザ――問題の「凝固」
 一 偶然性唯物論――晩年の思想?
 二 構造とはなにか
 三 「錯乱」と「狂気」
 四 経験主義

第三章 『資本論を読む』またはスピノザを読む
 一 アルチュセールスピノザ
 二 徴候的読解とはなにか
 三 神の背中――哲学と宗教
 四 「われわれ」は「狂って」いる

第四章 構造から〈私〉と国家へ
 一 「錯乱」するアルチュセール
 二 原因の劇場
 三 「イデオロギーと国家のイデオロギー装置」再考
 四 〈私〉と国家

第五章 スピノザから遠く離れて
 一 『神学政治論』でも『政治論』でもなく
 二 哲学,政治,歴史
 三 起源,深淵,個人/狂人――フーコーと共闘する
 四 国家の政治――フーコーと対立する
 五 自伝という「政治」――「佐川くん」にならずピエール・リヴィエールになるために

本書において使用した文献
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