映画

近藤和都「スクリーンの「移ろいやすさ」を制御するー戦時下日本の映画上映をめぐる規格化の諸相」『社会学評論』2019年, 69巻, 4号, p. 485-501

【本文】 スクリーンにおける映像の現れ方は,たとえば映画であれば「映写機・フィルム・スクリーン」といった器機の複合およびそれらを操作する主体の技法本稿では器機と技法を包括する語として〈技術〉を用いるの節合関係に応じて変容せざるをえない.この…

万田邦敏著『再履修 とっても恥ずかしゼミナール』(2009)

再履修とっても恥ずかしゼミナール 作者:万田 邦敏 メディア: 単行本(ソフトカバー) ◎1980年代に「月刊イメージフォーラム」誌で連載した傑作エッセイ「とっても恥ずかしゼミナール」を中心に、映画の魅力や映画作りの裏側をユーモアたっぷりに紹介した批…

吉田眸著『ドアの映画史-細部からの見方、技法のリテラシー』(2011)

ドアの映画史―細部からの見方、技法のリテラシー 作者:眸, 吉田 発売日: 2011/04/07 メディア: 単行本 ドアは内開きか、外開きか?気づかないほどさりげない細部の演出や技法に、映画を読み解く鍵がある。ストーリー中心主義を超え、映画の魔法に迫る。 扉と…

野崎歓著『ジャン・ルノワール 越境する映画』(2001)

ジャン・ルノワール 越境する映画 作者:野崎 歓 発売日: 2001/04/01 メディア: 単行本 遺された貴重な書簡を道しるべに、世界最高の映画作家ルノワールの亡命と越境の後半生を濃密に綴る、友愛の20世紀映画史。 第1章 国境の彼方へ第2章 亡命者たち第3章 タ…

斎藤環著『フレーム憑き-視ることと症候』(2004)

フレーム憑き―視ることと症候 作者:斎藤 環 出版社/メーカー: 青土社 発売日: 2004/06/01 メディア: 単行本 映像の“真実”はどこへ行ったか。“リアル”はフレームに宿る。映画・アニメ・漫画などの視覚表現に現れた隠喩構造の変容を精神分析理論と臨床経験を武…

藤木秀朗著『映画観客とは何者か-メディアと社会全体の近現代史』(2019)

映画観客とは何者か―メディアと社会主体の近現代史― 作者:藤木 秀朗 出版社/メーカー: 名古屋大学出版会 発売日: 2019/02/22 メディア: 単行本 民衆・国民・東亜民族・大衆・市民 ——。映画館でシネマを観る「数」であるにとどまらず、映画や社会と多様な関係…

てらさわホーク著『マーベル映画究極批評-アベンジャーズはいかにして世界を征服したのか?』(2019)

マーベル映画究極批評 アベンジャーズはいかにして世界を征服したのか? 作者: てらさわホーク 出版社/メーカー: イースト・プレス 発売日: 2019/04/17 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 忖度なし! 誰も書けなかった本邦“初”の「…

クリストファー・ボグラー, デイビッド・マッケナ著, 府川由美恵訳『物語の法則-強い物語とキャラを作れるハリウッド式創作術』(2011→2013)

物語の法則 強い物語とキャラを作れるハリウッド式創作術 作者: クリストファー・ボグラー,デイビッド・マッケナ,府川由美恵 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス 発売日: 2013/09/26 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (7件)…

光岡寿郎, 大久保遼編著『スクリーン・スタディーズ-デジタル時代の映像/メディア経験』(2019)

スクリーン・スタディーズ: デジタル時代の映像/メディア経験 作者: 光岡寿郎,大久保遼 出版社/メーカー: 東京大学出版会 発売日: 2019/01/30 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 「写真」「映画」「テレビ」あるいは「携帯電話」といった「ジャ…

ジョン・ウォーターズ著, 柳下毅一郎訳『ジョン・ウォーターズの悪趣味映画作法』(1995=1997)

ジョン・ウォーターズの悪趣味映画作法 作者: ジョンウォーターズ,John Waters,柳下毅一郎 出版社/メーカー: 青土社 発売日: 2004/05/01 メディア: 単行本 クリック: 16回 この商品を含むブログ (9件) を見る 伝説のカルト映画『ピンク・フラミンゴ』で俗悪…

安井豊作著『シネ砦炎上す』(2011)

シネ砦 炎上す 作者: 安井豊作 出版社/メーカー: 以文社 発売日: 2011/12/07 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 36回 この商品を含むブログ (4件) を見る 青山真治、黒沢清、佐藤真、塩田明彦、篠崎誠、諏訪敦彦、高橋洋、万田邦敏・・・・・世界に飛翔…

西村大志, 松浦雄介編著『映画は社会学する』(2016)

映画は社会学する 作者: 西村大志,松浦雄介 出版社/メーカー: 法律文化社 発売日: 2016/07/27 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る 映画を用いて読者の想像力を刺激し、活性化するなかで、社会学における古典ともいうべき20の基礎理論を修得…

北野圭介著『日本映画はアメリカでどう観られてきたか』(2005)

日本映画はアメリカでどう観られてきたか (平凡社新書)作者: 北野圭介出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2005/08/01メディア: 新書購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブログ (15件) を見る 一九五二年にアメリカで公開された『羅生門』は衝撃をもって迎え…

山田幸平編著『現代映画思想論の行方ーベンヤミン, ジョイスから黒澤明, 宮崎駿まで』(2010)

現代映画思想論の行方―ベンヤミン、ジョイスから黒澤明、宮崎駿まで作者: 山田幸平出版社/メーカー: 晃洋書房発売日: 2010/07メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (2件) を見る ベンヤミン、ジョイスから黒澤明、宮崎駿まで。映像文化の中心…

藤井仁子「シネフィリアとモダニズム : ある映画の愛し方にかんする歴史的かつ理論的な省察」『早稲田大学大学院文学研究科紀要』第3分冊 61, 35-47, 2015

【リンク】 ダネイ『作家主義―映画の父たちに聞く』作家主義―映画の父たちに聞く作者: Jean Renoir,奥村昭夫出版社/メーカー: リブロポート発売日: 1985/11メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る

ジャン・ピエロ ブルネッタ著, 川本英明訳『イタリア映画史入門―1905‐2003』(2008)

イタリア映画史入門―1905‐2003作者: ジャン・ピエロブルネッタ,Gian Piero Brunetta,川本英明出版社/メーカー: 鳥影社発売日: 2008/07/01メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (6件) を見る 映画の誕生からヴィスコンティ、フェリーニ等の巨…

長谷正人著『ヴァナキュラー・モダニズムとしての映像文化』(2017)

ヴァナキュラー・モダニズムとしての映像文化作者: 長谷正人出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 2017/09/11メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る 写真やジオラマ,映画,テレビなどといった複製技術による映像文化が切り開く「自由な活動…

北野圭介著『映像論序説―〈デジタル/アナログ〉を越えて』(2009)

映像論序説―“デジタル/アナログ”を越えて作者: 北野圭介出版社/メーカー: 人文書院発売日: 2009/01/01メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 35回この商品を含むブログ (25件) を見る 現在、「映像」はあらゆる場所に溢れ、私たちの生活において不可欠のもの…

廣瀬純著『シネマの大義−廣瀬純映画論集』(2017)

シネマの大義 廣瀬純映画論集作者: 廣瀬純出版社/メーカー: フィルムアート社発売日: 2017/07/25メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る シネマの大義の下で撮られたフィルムだけが、全人類に関わる。個人的な思いつき、突飛なアイディア、逞し…

限界研『ビジュアル・コミュニケーション―動画時代の文化批評』(2015)

ビジュアル・コミュニケーション――動画時代の文化批評作者: 限界研,飯田一史,海老原豊,佐々木友輔,竹本竜都,蔓葉信博,冨塚亮平,藤井義允,藤田直哉,宮本道人,渡邉大輔出版社/メーカー: 南雲堂発売日: 2015/09/30メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含…

加藤幹郎著『『ブレードランナー』論序説ー映画学特別講義』(2004)

「ブレードランナー」論序説 (リュミエール叢書 34)作者: 加藤幹郎出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2004/09/28メディア: 単行本 クリック: 9回この商品を含むブログ (38件) を見る 主要なシークエンスとショットを追って、物語と映像の展開をテクスト論的…

『ユリイカ 2017年10月臨時増刊号』「総特集=蓮實重彥」

ユリイカ 2017年10月臨時増刊号 総特集◎蓮實重彦作者: 蓮實重彦,黒沢清,万田邦敏,青山真治出版社/メーカー: 青土社発売日: 2017/09/12メディア: ムックこの商品を含むブログ (4件) を見る

蓮實重彦著『映画狂人、小津の余白に』(2001)

映画狂人、小津の余白に作者: 蓮實重彦出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2001/08メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (5件) を見る その後の小津論と、成瀬、清順、ロマンポルノetc.さらに…。映画と状況をめぐる、小津安二郎&日本映画…

是枝裕和著『映画を撮りながら考えたこと』(2016)

映画を撮りながら考えたこと作者: 是枝裕和出版社/メーカー: ミシマ社発売日: 2016/06/08メディア: 単行本この商品を含むブログ (7件) を見る 『誰も知らない』『そして父になる』『海街diary』『海よりもまだ深く』…全作品を振り返り、探った、「この時代に…

上島春彦著『レッドパージ・ハリウッド―赤狩り体制に挑んだブラックリスト映画人列伝』(2006)

レッドパージ・ハリウッド――赤狩り体制に挑んだブラックリスト映画人列伝作者: 上島春彦出版社/メーカー: 作品社発売日: 2016/07/07メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 63回この商品を含むブログ (23件) を見る 1950年代、赤狩りの嵐吹き荒れるアメリカで…

木下千花著『溝口健二論ー映画の美学と政治学』(2016)

溝口健二論: 映画の美学と政治学作者: 木下千花出版社/メーカー: 法政大学出版局発売日: 2016/05/17メディア: 単行本この商品を含むブログ (7件) を見る トーキー化と長回しと縦の構図によって時空間を変容し、植民地主義や女性の人権蹂躙など矛盾をはらむ重…

吉田広明著『B級ノワール論−ハリウッド転換期の巨匠たち』(2008)

B級ノワール論――ハリウッド転換期の巨匠たち作者: 吉田広明出版社/メーカー: 作品社発売日: 2008/10/31メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 26回この商品を含むブログ (24件) を見る ジョゼフ・H.ルイス、アンソニー・マン、リチャード・フライシャー。三人…

川瀬健一編著『台湾映画 光復前・戦後初期の映画/サヨンの鐘/台湾歌謡』(2016)

台湾映画史 光復前の映画事業(黄仁) 台湾では上映されなかった映画『サヨンの鐘』(川瀬健一) 戦後初期の台湾映画製作(林贊庭) 正真正銘の「台湾語映画」の歴史(葉龍彦) 時代への内なる声 戦後二十年間の台湾歌謡と台湾の政治及び社会(李筱峰)

蓮實重彦著『シネマの記憶装置』(1979)

シネマの記憶装置作者: 蓮實重彦出版社/メーカー: フィルムアート社発売日: 1997/02メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (3件) を見る 黒澤明、ゴダール、スピルバーグ...。巨匠の見せる映画批評の神髄! 蓮實重彦が魅せる映画的感…

マーク・ノーエス, アーロン・ジェロー著『日本映画研究へのガイドブック』(2009=2016)

日本映画研究へのガイドブック: Research Guide to Japanese Film Studies作者: マークノーネス,アーロンジェロー,Markus Nornes,Aaron Gerow,洞ヶ瀬真人出版社/メーカー: ゆまに書房発売日: 2016/06/20メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る …