スーザン・ソンタグ著『写真論』(1977=79)

写真論

写真論

現代は写真の時代である。写真がわれわれの意識を支配し、現代文化の隠れた構造を決定づけていることを分析する、最もラディカルな批評家の本格的写真文化論。「本書を読む喜びは、すぐれた知性に導かれて、私たち自身の精神の迷路、現代文化の迷宮の中に降りてゆくスリリングな経験にある」

プラトンの洞窟で
写真でみる暗いアフリカ
メランコリーな対象
視覚のヒロイズム
写真の四福音書
写真世界
引用の小冊子
訳者あとがき

11 ひとこぶらくだが4頭あれば, クリス・マイケル
60 ホートンのカメラマン, バスター・キートン
61「シュルレアリズムはブルジョアの不満である。その闘士たちがそれを普遍的なものと考えたということは、それが典型的にブルジョアである徴候のひとつにすぎない」