哲学

石田英敬,東浩紀著『新記号論 -脳とメディアが出会うとき』(2019)

新記号論 脳とメディアが出会うとき (ゲンロン叢書) 作者:石田 英敬,東 浩紀 発売日: 2019/03/04 メディア: 単行本 現代人はつねにネットワークに接続されている。それはなにを意味するのか。二人の哲学者が、記号論という名の古くて新しいプロジェクトをい…

篠原雅武著『人新世の哲学-思弁的実在論以後の「人間の条件」』(2018)

人新世の哲学: 思弁的実在論以後の「人間の条件」 作者:雅武, 篠原 発売日: 2018/01/22 メディア: 単行本 人類の活動による大規模な環境変動は地球の姿を変え、地質学的に新たな時代「人新世」に突入している、ノーベル賞受賞科学者クルッツェンはそう述べた…

ロージ・ブライドッティ著, 門林岳史監訳『ポストヒューマン-新しい人文学に向けて』(2013=2019)

ポストヒューマン 新しい人文学に向けて 作者:ロージ・ブライドッティ 発売日: 2019/02/26 メディア: 単行本 人文主義の根幹にある近代・西洋・白人・男性的な人間像に異議を突きつけ、新しい人文学(ヒューマニティーズ)のかたちを描き出す。自己・種・死・…

石崎嘉彦「「倫理」の学と「超越的なもの」について ー善を基礎付けるのは自然か神か人間か?」『倫理学研究』2019年, 49巻, p.36-

【本文】

ミカエル・フッセル著, 西山雄二, 伊藤潤一郎, 伊藤美恵子, 横田祐美子訳『世界の終わりの後で』(2012=2020)

世界の終わりの後で: 黙示録的理性批判 (叢書・ウニベルシタス) 作者:フッセル,ミカエル 発売日: 2020/03/26 メディア: 単行本 世界の終わりは今ここにあり身体的に知覚され経験されるカテゴリーである。政治的なもの、社会的なもの、人間的なものの交差する…

倉田剛「いかにして社会種の実在性は擁護されうるのか ー「実在論的」社会構築主義についての試論」『哲学』2020年, 2020巻, 71号, p.49-68

【本文】

高艸賢「アルフレート・シュッツの社会科学の基礎づけに おける生世界概念の導入の契機と意義 ー生成から世界への内属へ」『社会学評論』2019年, 69巻, 4号, p.468-484

【本文】 アルフレート・シュッツの生世界論は,社会学の研究対象領域の1 つを提示しているだけでなく,社会科学の意味を反省するための手がかりを与えている.本稿の問いは,シュッツにおいて生世界概念は何を契機として導入され,その結果彼の論理はどのよ…

佐藤義之著『「心の哲学」批判序説』(2020)

「心の哲学」批判序説 (講談社選書メチエ) 作者:佐藤 義之 発売日: 2020/04/10 メディア: 文庫 認知科学、神経科学の隆盛によって、あらためて注目を浴びる「心の哲学」は、奇妙な主張をしている。「意識は物質世界の一領域である」「意識は自由な意思決定能…

『現代思想』5, 2020, vol.48-7「緊急特集 感染/パンデミック-新型コロナウイルスから考える」

現代思想2020年5月号 緊急特集=感染/パンデミック――新型コロナウイルスから考える 作者:G・アガンベン,J‐L・ナンシー,S・ジジェク,飯島 渉,小泉 義之,奥野克巳 発売日: 2020/04/28 メディア: Kindle版 新型コロナウイルスをめぐる報道が目下加熱してい…

宇野邦一著『ドゥルーズー流動の哲学』(2001→2020)

ドゥルーズ 流動の哲学 [増補改訂] (講談社学術文庫) 作者:宇野邦一 発売日: 2020/02/10 メディア: Kindle版 二〇世紀後半の哲学を牽引した思想家ジル・ドゥルーズ(一九二五‐九五年)。哲学史的な著作から出発し、『差異と反復』と『意味の論理学』を経て、…

山本貴光, 吉川浩満著『その悩み、エピクテトスなら、こう言うね。-古代ローマの大賢人の教え』(2020)

その悩み、エピクテトスなら、こう言うね。: 古代ローマの大賢人の教え (単行本) 作者:山本 貴光,吉川 浩満 発売日: 2020/03/13 メディア: 単行本(ソフトカバー) 仕事、進路、人間関係……。尽きない悩みも、古代の賢人に学べば、みるみる氷解。不安をなくし…

斎藤環著『フレーム憑き-視ることと症候』(2004)

フレーム憑き―視ることと症候 作者:斎藤 環 出版社/メーカー: 青土社 発売日: 2004/06/01 メディア: 単行本 映像の“真実”はどこへ行ったか。“リアル”はフレームに宿る。映画・アニメ・漫画などの視覚表現に現れた隠喩構造の変容を精神分析理論と臨床経験を武…

稲葉振一郎著『AI時代の労働の哲学』(2019)

AI時代の労働の哲学 (講談社選書メチエ) 作者:稲葉 振一郎 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2019/09/12 メディア: 単行本(ソフトカバー) AI(人工知能)が人間の仕事を奪う――これは「古くて新しい問題」です。馬車は自動車になり、工場はオートメーショ…

倉田剛著『日常世界を哲学する-存在論からのアプローチ』(2019)

日常世界を哲学する 存在論からのアプローチ (光文社新書) 作者:倉田 剛 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2019/08/20 メディア: 新書 「存在論」とは、何かが「ある」とはどういうことかを考える哲学の一大分野である。起源は古代に遡るが、現代では、ある…

マルクス・ガブリエル, マイケル・ハート, ポール・メイソン, 斎藤幸平著『未来への大分岐-資本主義の終わりか、人間の終焉か?』(2019)

資本主義の終わりか、人間の終焉か? 未来への大分岐 (集英社新書) 作者: マルクス・ガブリエル,マイケル・ハート,ポール・メイソン,斎藤幸平 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2019/08/09 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 利潤率低下=資本主義の…

松本卓也著『創造と狂気の歴史-プラトンからドゥルーズまで』(2019)

創造と狂気の歴史 プラトンからドゥルーズまで (講談社選書メチエ) 作者: 松本卓也 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2019/03/13 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 「創造」と「狂気」には切っても切れない深い結びつきがある──…

中山康雄著『現代唯名論の構築-歴史の哲学への応用』(2009)

現代唯名論の構築―歴史の哲学への応用 (現代哲学への招待) 作者: 中山康雄 出版社/メーカー: 春秋社 発売日: 2009/07 メディア: 単行本 クリック: 25回 この商品を含むブログ (12件) を見る 中世の普遍論争も踏まえ、存在、主体、意味、心といった近現代の哲…

『現代思想 2019年6月号 特集 加速主義-資本主義の疾走、未来への〈脱出〉』

現代思想2019年6月号 特集=加速主義――資本主義の疾走、未来への〈脱出〉 作者: 千葉雅也,河南瑠莉,S・ブロイ,仲山ひふみ,木澤佐登志 出版社/メーカー: 青土社 発売日: 2019/05/27 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 加速主義という新たな思想…

倉田剛著『現代存在論講義 Ⅱ ―物質的対象・種・虚構』(2018)

現代存在論講義II 物質的対象・種・虚構 作者: 倉田剛 出版社/メーカー: 新曜社 発売日: 2017/10/20 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (5件) を見る 目前の机のような「中間サイズの物質的対象」、生物・物質・人工物の「種」、現実世…

マルクス・ガブリエル著, 清水一浩訳『なぜ世界は存在しないのか』(2013=2018)

なぜ世界は存在しないのか (講談社選書メチエ) 作者: マルクス・ガブリエル,清水一浩 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2018/01/13 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (7件) を見る 世界の最先端を牽引する「新しい実在論」のマニフェ…

兼本浩祐著『なぜ私は一続きの私であるのかーベルクソン・ドゥルーズ・精神病理』(2018)

なぜ私は一続きの私であるのか ベルクソン・ドゥルーズ・精神病理 (講談社選書メチエ) 作者: 兼本浩祐 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2018/10/12 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 私が確固として同一であるという信念はどこ…

アルフレッド・シュッツ著. 森川眞規雄, 浜日出夫訳『現象学的社会学』(1970=1980)

現象学的社会学 (文化人類学叢書) 作者: アルフレッド・シュッツ,森川眞規雄,浜日出夫 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店 発売日: 1980/02/01 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 12回 この商品を含むブログ (17件) を見る

市田良彦著『ルイ・アルチュセール-行方不明者の哲学』(2018)

ルイ・アルチュセール――行方不明者の哲学 (岩波新書) 作者: 市田良彦 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2018/09/21 メディア: 新書 この商品を含むブログ (3件) を見る 現代思想を代表するマルクス主義理論家か,妻を殺めた狂気の人か.光と闇の落差がもた…

澤田和範「ヒュームの自然主義と因果推論の正当化問題」『哲学論叢』2014, 41, 35-46

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倉田剛著『現代存在論講義Ⅰーファンダメンタルズ』(2017)

現代存在論講義I?ファンダメンタルズ 作者: 倉田剛 出版社/メーカー: 新曜社 発売日: 2017/04/07 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (5件) を見る 論理学を武器としてきわめて明晰な議論へと新生した存在論―その最先端まで学生と教員の…

大屋雄裕著『自由とは何か-監視社会と「個人」の消滅』(2007)

自由とは何か (講談社現代新書) 作者: 佐伯啓思 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2004/11/19 メディア: 新書 購入: 4人 クリック: 59回 この商品を含むブログ (53件) を見る かつてより快適な暮らしが実現した現代社会。各人の振る舞いは膨大なデータとして…

児玉聡著『功利主義入門-はじめての倫理学』(2012)

功利主義入門―はじめての倫理学 (ちくま新書) 作者: 児玉聡 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2012/07/01 メディア: 新書 購入: 12人 クリック: 164回 この商品を含むブログ (37件) を見る 倫理学とは「倫理について批判的に考える」学問である。すなわち…

安藤馨, 大屋雄裕著『法哲学と法哲学の対話』(2017)

法哲学と法哲学の対話 作者: 安藤馨,大屋雄裕 出版社/メーカー: 有斐閣 発売日: 2017/04/21 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (4件) を見る 「法学」において法哲学の占めるべき位置はあるか,どこに。その内部での議論は実定法学に何…

戸田山和久著『恐怖の哲学―ホラーで人間を読む』(2016)

恐怖の哲学 ホラーで人間を読む (NHK出版新書) 作者: 戸田山和久 出版社/メーカー: NHK出版 発売日: 2016/01/07 メディア: 新書 この商品を含むブログ (15件) を見る なぜわれわれはかくも多彩なものを恐れるのか? ときに恐怖と笑いが同居するのはなぜか? …

リチャード・ローティ著, 室井尚他訳『プラグマティズムの帰結』(1982=1985→2014)

プラグマティズムの帰結 (ちくま学芸文庫) 作者: リチャードローティ,Richard Rorty,室井尚,吉岡洋,加藤哲弘,浜日出夫,庁茂 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2014/06/10 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (6件) を見る 知識の確実な基盤を設立すべく…