映画

蓮實重彦著『映画狂人日記』(2000)

映画狂人日記作者: 蓮實重彦出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2000/03メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 13回この商品を含むブログ (15件) を見る 90年代を中心に今日までに到る、寸暇を惜しんで映画館に出かけ、映画祭を仕掛け、映画とかかわり、映…

ロジャー・コーマン, ジム・ジェローム著『私はいかにハリウッドで100本の映画をつくり、しかも10セントも損をしなかったか ーロジャー・コーマン自伝』(1990=1992)

私はいかにハリウッドで100本の映画をつくり、しかも10セントも損をしなかったか―ロジャー・コーマン自伝作者: ロジャーコーマン,ジムジェローム,Roger Corman,Jim Jerome,石上三登志,菅野彰子出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1992/01メディア: 単行本購入…

北野圭介著『ハリウッド100年史講義 -夢の工場から夢の王国へ』(2001)

新書108ハリウッド100年史講義 (平凡社新書)作者: 北野圭介出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2001/10/22メディア: 新書購入: 6人 クリック: 29回この商品を含むブログ (26件) を見る 『大列車強盗』(’03)から『タイタニック』(’97)まで、アメリカ映画100年の…

箭内匡編著『映画的思考の冒険ー生・現実・可能性』(2006)

映画的思考の冒険―生・現実・可能性作者: 箭内匡出版社/メーカー: 世界思想社発売日: 2006/06メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (4件) を見る 「映画を見る」とはどういう経験か。それは現実の生とどのように共鳴し、まだ見ぬ可能性の世界…

黒沢清,吉見俊哉,四方田犬彦, 李鳳宇編『日本映画は生きている 第1巻 日本映画は生きている』(2010)

日本映画は生きている (日本映画は生きている 第1巻)作者: 黒沢清,吉見俊哉,四方田犬彦,李鳳宇出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2010/07/30メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 36回この商品を含むブログ (7件) を見る 日本映画はどのように変貌し,どこへ…

関未玲「映画『ヒロシマ・モナムール』はどう受け止められたのか ー広島像をめぐって」『立教大学ランゲージセンター紀要』 (28), 15-24, 2012-10

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ベラ・バラージュ著『視覚的人間ー映画のドラマツルギー』(1924=1986)

視覚的人間―映画のドラマツルギー (岩波文庫 青 557-1)作者: ベラ・バラージュ,佐々木基一,高村宏出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1986/12/16メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 19回この商品を含むブログ (19件) を見る 19世紀末に発明されて以来、映画は…

岡本喜八著『しどろもどろー映画監督岡本喜八対談集』(2012)

しどろもどろ―映画監督岡本喜八対談集 (ちくま文庫)作者: 岡本喜八出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2012/09/01メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (6件) を見る 面白い映画は雑談から生まれる…。独特な話術で岡本喜八が残した、膨大な対談…

中条省平著『映画作家論―リヴェットからホークスまで』(1994)

映画作家論―リヴェットからホークスまで作者: 中条省平出版社/メーカー: 平凡社発売日: 1994/07/01メディア: 単行本購入: 1人 この商品を含むブログ (1件) を見る リヴェット、ロメール、トリュフォー、ゴダールから、ホークス、ヴェンダース、カサヴェテス…

工藤庸子編著『論集 蓮實重彦』(2016)

論集 蓮實重彦作者: 工藤庸子出版社/メーカー: 羽鳥書店発売日: 2016/07/06メディア: 単行本この商品を含むブログ (7件) を見る 『監督 小津安二郎』、『「ボヴァリー夫人」論』、『伯爵夫人』の著者は何者なのか?27人の「非嫡出子」による蓮實重彦論。 姦婦…

四方田犬彦著『テロルと映画』(2015)

テロルと映画 - スペクタクルとしての暴力 (中公新書)作者: 四方田 犬彦出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2015/06/25メディア: 新書この商品を含むブログ (7件) を見る 2001年のアメリカ同時多発テロ事件後、ハリウッドをはじめ世界各国で、テロリスム…

北海道大学大学院文学研究科 映像・表現文化論講座編『層ー映像と表現』vol.8 (2015)

層 vol.8―映像と表現作者: 北海道大学大学院文学研究科映像・表現文化出版社/メーカー: ゆまに書房発売日: 2016/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る 【特集 映画(シネマ)の大義―映像あるいは政治の特異点】 ●シネマの大義―『シネキャピ…

ヨセフ・イシャグプール著『ル・シネマー映画の歴史と理論』(1996→2001=2002)

ル・シネマ―映画の歴史と理論作者: ユセフイシャグプール,Youssef Ishaghpour,三好信子出版社/メーカー: 新曜社発売日: 2002/12/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (5件) を見る 映画は、夢なき世界の夢。虚構のなかの真実、真…

中村秀之「『裏窓』再訪 : その再帰的な観客性の批判に向けて」『立教映像身体学研究』1, 5-24, 2013

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石坂健治, 市山尚三, 野崎歓, 松岡環, 門間貴志監修, 夏目深雪, 佐野亨編集『アジア映画の森ー新世紀の映画地図』(2012)

アジア映画の森――新世紀の映画地図作者: 石坂健治,市山尚三,野崎歓,松岡環,門間貴志,夏目深雪,佐野亨出版社/メーカー: 作品社発売日: 2012/05/31メディア: 単行本 クリック: 13回この商品を含むブログ (4件) を見る グローバル化とクロスメディアの波のなか…

フランソワ・トリュフォー, アルフレッド・ヒッチコック著『定本 映画術 ヒッチコック・トリュフォー』(1966=1981→1990)

定本 映画術 ヒッチコック・トリュフォー作者: フランソワトリュフォー,アルフレッドヒッチコック,山田宏一,蓮實重彦出版社/メーカー: 晶文社発売日: 1990/12/01メディア: 単行本購入: 9人 クリック: 41回この商品を含むブログ (76件) を見る 処女作から最後…

廣瀬純著『絶望論―革命的になることについて』(2013)

[asin:486503000X:detail] なぜ“絶望”しなければならないのか?“革命的になる”とは、どういうことなのか?ドゥルーズとゴダールを読解を通じて問う、いまこの世界に必要なこと。 ドゥルーズ、革命的になること―不可能性の壁を屹立させ、逃走線を描出せよ 明解…

前田英樹, 江川隆男「何を〈映像身体学〉と呼ぶのか」『立教映像身体学研究』4,1-15 (2016)

【リンク】

泉順太郎「『シネマ』における創造的仮構とベルクソン哲学」 『立教映像身体学研究』4,59-81 (2016)

【リンク】 70「ベルクソンとの差異はここにある。一言で言えば、潜在性の語が持つ時間論的価値が、両者全く異なっているのである」 71「ベルクソン自身の文章と比較してみると、明らかに その主題がずれているのがわかる。ドゥルーズはどんなときも、ベルク…

ハリー・ケリー・ジュニア著『ジョン・フォードの旗の下に』(1994=1997)

ジョン・フォードの旗の下に (リュミエール叢書)作者: ジュニア,ハリーケリー,Harry,Jr. Carey,高橋千尋出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1997/06メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (4件) を見る 西部劇に捧げられたオマージュ。巨匠ジョ…

関未玲「イメージという問題」『立教映像身体学研究』4,103-121 (2016)

【リンク】シャルリ・エブド事件を考える: ふらんす特別編集作者: 鹿島茂,関口涼子,堀茂樹出版社/メーカー: 白水社発売日: 2015/03/07メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (6件) を見る影絵の戦い―9・11以降のイメージ空間作者: 港千尋出…

中村秀之「ヒッチコック的3D : 『裏窓』(1954)と『めまい』(1958)における接触と情動」『立教映像身体学研究』4,83-102 (2016)

【リンク】ヒッチコック作者: エリック・ロメール,クロード・シャブロル,木村建哉,小河原あや出版社/メーカー: インスクリプト発売日: 2015/01/10メディア: 単行本この商品を含むブログ (8件) を見る知りすぎた女たち―ヒッチコック映画とフェミニズム作者: …

蓮實重彦, 山田宏一著『傷だらけの映画史―ウーファからハリウッドまで』(1988→2001)

傷だらけの映画史―ウーファからハリウッドまで (中公文庫)作者: 蓮實重彦,山田宏一出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2001/03メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 9回この商品を含むブログ (20件) を見る ラング、ヒッチコック、フォード、ルビッチなど7…

島岡哉「「出張」する映画 : 現代日本の移動映画のエスノグラフィー」『京都社会学年報』KJS 12, 199-217, 2004-12-25

【リンク】 The purpose of this study is to analyze how people experienced so-called "traveling theatres (idou-eiga)" in contemporary Japan. For this purpose. I have interviewed members of a cinema promotion company, "Cinema You" in Nagoya …

四方田犬彦著『映画史への招待』(1998)

映画史への招待作者: 四方田犬彦出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1998/04/09メディア: ハードカバー購入: 2人 クリック: 12回この商品を含むブログ (11件) を見る 映画100年の作品はいかに豊穣か.サイレントからトーキー,モノクロからカラーへと映画の表…

塩田明彦著『映画術 その演出はなぜ心をつかむのか』(2014)

映画術 その演出はなぜ心をつかむのか作者: 塩田明彦出版社/メーカー: イースト・プレス発売日: 2014/01/22メディア: 単行本この商品を含むブログ (27件) を見る 監督・塩田明彦が初めて明かす、本当に面白い映画の作り方。視線、表情、声、衣装、動き―観る…

近藤和都「映画観客の読書実践ー1920年代日本における映画館プログラムと「観ること」」『コミュニケーション研究』 (87), 137-155, 2015

【リンク】 In traditional research on film reception, the cinema experience has been defined by the time period and the space in which audiences experienced the film. However, audiences also experience the cinema before and after going to …

デ・ガエターノ,ロベルト編著『ドゥルーズ、映画を思考する』(1993=2000)

ドゥルーズ、映画を思考する作者: ロベルトデ・ガエターノ,Roberto De Gaetano,広瀬純,増田靖彦出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2000/12/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る 「もはや、われわれは“映画とは何か?”とではなく、“哲学とは…

中村秀之「映画の全体と無限 ドゥルーズ『シネマ』とリュミエール映画」『立教映像身体学研究』3巻, 52-72, 2015

【pdf】63[35]前田英樹は或る談話で、「非中枢的知覚」はすでにリュミエール映画に現われていて、その驚きに立ち帰ることがドゥルーズの『シネマ』の最初のモチーフだったのは「明らかなこと」だと断言した。「映画の本性」、『ユリイカ』1996 年 10 月、1…

ポール・ヴィリリオ著『戦争と映画―知覚の兵站術』(1984=1987→1999)

戦争と映画―知覚の兵站術 (平凡社ライブラリー)作者: ポールヴィリリオ,Paul Virilio,石井直志,千葉文夫出版社/メーカー: 平凡社発売日: 1999/07/01メディア: 単行本 クリック: 13回この商品を含むブログ (11件) を見る 写真の発明と映画の登場以後、映像技…