村上淳一著『仮想の近代ー西洋的理性とポストモダン』(1992)

普遍性から偶発性へ。「近代」と「近代の終焉」を超えて、歴史の重層性の基層に在るものを剔抉、現代の意味を探る。

1 プロローグ 「居場所はない、どこにも」
2 近代化と合理主義・反合理主義
3 争いと社会発展
4 歴史と偶然
5 社会主義体制の崩壊と現代理想
6 ヨーロッパの近代とポストモダン