村上淳一著『〈法〉の歴史』(1997)

〈法〉の歴史

〈法〉の歴史

日本の近代法は今、受容した近代西洋法の原理・日本固有の土壌・「ポストモダン」的情況と、何重もの断層をはらんで、その限界をあらわにしている。「法」なるものの未来を構想する、歴史的パースペクティヴ。

1 日本の伝統的法税序
2 西洋近代法の受容
3 法解釈理論の展開
4 西洋近代法の歴史的前提
5 仮想現実としての近代法
6 ポストモダンの法秩序

39「憲法による一般の法律の正当化は、実定法による実定法の正当化にほかならない。この自己循環(自己準拠性)によってのみ−換言すれば超実定法的な正当化の断念によってのみ−法システムは他のもろもろの機能システムからの直接的影響を免れ、自律的な発展を遂げることができるのであって、実定憲法によって確認された「歴史ノ結果」は実定憲法の変更によって変更されうるというのが西洋近代の法的思考なのである」
ブライケン『ローマの共和政』

ローマの共和政

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フルッサーサブジェクトからプロジェクトへ』『テクノコードの誕生』
サブジェクトからプロジェクトへ

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テクノコードの誕生―コミュニケーション学序説

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村上『仮想の近代』『現代法の透視図』
現代法の透視図

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