ルールに従う―社会科学の規範理論序説 (叢書《制度を考える》)
- 作者: ジョセフ・ヒース,瀧澤弘和
- 出版社/メーカー: エヌティティ出版
- 発売日: 2013/02/08
- メディア: 単行本
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道徳性こそ合理性の根本に存在する。ゲーム理論、分析哲学、社会心理学、認知科学、進化論等を駆使して繰り広げられる奇才ヒースによる社会科学者のための現代哲学入門。
第1章 道具的合理性
1.1 意思決定理論
1.2 イマン=モルゲンシュテルンの手続
1.3 社会的インタラクション
1.4 秩序の問題第2章 社会秩序
2.1 道具的アプローチ
2.2 顕示選好理論
2.3 ルール道具主義
2.4 黙約
2.5 実験ゲーム理論
2.6 結論第3章 義務的制約
3.1 社会規範
3.2 原理
3.3 世界ベイズ主義
3.4 社会的インタラクション
3.5 規範的コントロール
3.6 社会的統合
3.7 結論第4章 志向的状態
4.1 言語論的転回
4.2 言語と意識の優先順位
4.3 私的言語論
4.4 規範性の諸源泉
4.5 記号論の凋落
4.6 理由を与えたり求めたりするゲーム
4.7 志向的状態
4.8 結論第5章 選好の非認知主義
5.1 実践理性に関する懐疑主義
5.2 欲求イン・欲求アウトの原理
5.3 基礎づけ主義の問題点
5.4 基礎づけなしの実践的推論
5.5 規範に関する認知主義
5.6 実践的合理性に関するブランダムの見解第6章 自然主義的パースペクティブ
6.1 利他主義の謎
6.2 互恵的利他主義
6.3 規範同調性
6.4 社会生物学に抗して第7章 超越論的必然性
7.1 懐疑論的解決
7.2 懐疑論的解決の問題点
7.3 超越論的論証
7.4 論証
7.5 反論
7.6 結論第8章 意志の弱さ
8.1 アクラシア
8.2 割引
8.3 応用
8.4 自己コントロール
8.5 意志の補綴学