阿部嘉昭著『黒沢清、映画のアレゴリー』(2019)

 

黒沢清=カフカ+ベンヤミン?
世界的寓話作家の運動・機械・美人を徹底解析!
この本で黒沢映画の見方が変わる

序章 アレゴリーについて
第1章 代理と交換―『神田川淫乱戦争』『ドレミファ娘の血は騒ぐ
第2章 復讐の寓意化―『蛇の道
第3章 罹患と留保―『CURE』
第4章 選択と世界―『カリスマ』
第5章 転写と反復の機械―『LOFT』
第6章 人間の擬人化、隣接と類似―『クリーピー・偽りの隣人』
第7章 二重の身体、メランコリカー―『散歩する侵略者
終章 映画のアレゴリーについて