現代映画思想論の行方―ベンヤミン、ジョイスから黒澤明、宮崎駿まで
- 作者: 山田幸平
- 出版社/メーカー: 晃洋書房
- 発売日: 2010/07
- メディア: 単行本
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第1部 理論編
ベンヤミン小論―理論史の観点から
映画におけるミニマリズムのための試論 ほか
第2部 日本映画編
岡本喜八、歩くこと、走ること、転倒すること、そして、食べること
『東京物語』と「映画の町」尾道―映画と観光と都市のアイデンティティ ほか
第3部 アニメーション映画編
一九六〇年代の日本アニメーションにおけるリミテッド技法の創造的進化
セルと3DCG―押井守『攻殻機動隊』(一九九五年)と『攻殻機動隊2.0』(二〇〇八年)にみる草薙素子の描写 ほか
第4部 外国語映画編
ウディ・アレン研究―『アニー・ホール』と『私の中のもうひとりの私』の分析
一九九〇年代のアメリカ映画における「メロドラマ」の様相―『マディソン郡の橋』と『タイタニック』 ほか
第5部 映画音楽編
継承された音―日本映画のサウンド化と浪曲トーキーの構造
映画音楽の二つのスタイル―オリジナル・メイン・テーマと既存曲の活用
身振りと文明―ドストエフスキイの運動イメージについて