- 作者: 蓮實重彦
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2001/08
- メディア: 単行本
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その後の小津論と、成瀬、清順、ロマンポルノetc.さらに…。映画と状況をめぐる、小津安二郎&日本映画エッセイの最新集大成。ますます万事快調の「映画狂人」シリーズ第5弾。
1 小津の余白に
日本映画の黄金時代―溝口、小津、成瀬
ひたいの誘惑 ほか
2 日本映画の転換期
鈴木清順そしてその沈黙のなりたち
加藤泰『陰獣』―単眼的世界のエロス ほか
3 レンフィルム、そしてロシア映画
とうとうボリス・バルネットが登場した!
ソ連映画の発見と鎮魂―レンフィルム祭 映画の共和国へ ほか
4 横断し、越境する映画
グリフィスは、たえず「来たるべき」作家である―『イントレランス』について
ラオール・ウォルシュ ほか