蓮實重彦著『シネマの記憶装置』(1979)

シネマの記憶装置

シネマの記憶装置

黒澤明ゴダールスピルバーグ...。巨匠の見せる映画批評の神髄! 蓮實重彦が魅せる映画的感性の動揺と、映画と戯れる倒錯的な戦略の数々!

1章 シネマの記憶装置
2章 フィルム断片、その引用と反復の記憶
3章 映画の現在、その緩慢と弛緩の記憶
4章 作家論、見えざる素顔への記憶
5章 ゴダール的記憶の現在

13 ラブ・ハンター・熱い肌, 小沼勝
13 わたしのSEX白書・絶頂度, 曽根中生
13 エロ将軍と二十一人の愛妾, 鈴木則文
14 十字路の夜, ジャン・ルノワール
14 万事快調, ジャン=リュック・ゴダール
15 バッド・ベティカーバート・ケネディ
16 濡れた欲情・特出し21人, 神代辰巳
29 吾輩はカモである
41 サミー島へ行く, アレクサンダー・マッケンドリック
41 今は死ぬ時だ, ベティカー
41 悲愁物語, 鈴木清順
41 湿った夢, ニコラス・レイ
114 レイト・ショー, ロバート・ベントン