山田和夫著『日本映画の歴史と現代』(2003)

日本映画の歴史と現代

日本映画の歴史と現代

日本映画の再生めざし奔走する著者の最新評論集! 日本現代史を偽造する映画「プライド」への批判論文や貴重な戦前の前進座出演時代劇映画史をはじめ、山本・黒澤らの映画作家論、「阿弥陀堂だより」など最近の話題作の作品論までの力作映画評論を集大成。その他、理論探究「映画と資本論」。

序章 たたかってこそ、日本映画の再生へ―フランス映画人の歴史に学んで
第1章 日本映画史の軌跡
 日本映画史から見た歴史の真実
 作品創造と上映運動の足跡)
第2章 作家と作品―受けつがれた伝統と新しい可能性
 回想の映画人
 人間の可能性を撮る
 記録映画の秀作から
 世界に飛翔した日本のアニメ
第3章 日本映画再生の展望
第4章 映画の理論的探究

19 亀井文夫
・50年代、独立プロ運動
前進座
112 二階の他人, 下町の太陽, 山田洋次