- 作者: リチャード・セイラー,キャス・サンスティーン,遠藤真美
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2009/07/09
- メディア: 単行本
- 購入: 8人 クリック: 365回
- この商品を含むブログ (97件) を見る
市場には何が足りないのだろう?ごく凡庸な我々は、様々な人生の決断において自らの不合理性とひ弱さに振り回され続ける。制度に“ナッジ”を組み込めば、社会はもう少し暮らしやすくなる。“使える”行動経済学の全米ベストセラー。世界的な金融危機を読み解いた「国際版あとがき」も収録。
はじめにーー「自由放任」でも「押しつけ」でもなく
第1部 ヒューマンの世界とエコノの世界
第1章 バイアスと誤謬
第2章 誘惑の先回りをする
第3章 言動は群れに従う
第4章 ナッジはいつ必要なのか
第5章 選択アーキテクチャー第2部 個人における貯蓄、投資、借金
第6章 意志力を問わない貯蓄戦略
第7章 オメデタ過ぎる投資法
第8章 “借金市場"に油断は禁物第3部 社会における医療、環境、婚姻制度
第9章 社会保障制度の民営化――ビュッフェ方式
第10章 複雑きわまりない薬剤給付プログラム
第11章 臓器提供者を増やす方法
第12章 われわれの地球を救え
第13章 結婚を民営化する第4部 ナッジの拡張と想定される異論
第14章 一二のミニナッジ第15章 異論に答えよう
第16章 真の第三の道へあとがきーーヒューマン投資家と二〇〇八年金融危機