奥武則著『むかし〈都立高校〉があった』(2004)

むかし〈都立高校〉があった

むかし〈都立高校〉があった

1967年の学校群制度の導入によって、都立高校の自由で個性的な学校文化は失われ、逆に受験戦争は過熱化した。戦後の教育言説を支配した「平等」信仰の意味を問い直す。

序章 ある訃報からの旅立ち
第1章 一九六二年春
第2章 「都立高校」の青春
第3章 学校群という災厄
第4章 「格差是正」という呪文
第5章 停滞と迷走の果て