ヴァージニア・ウルフ著『自分だけの部屋』(1929=1988)

 

「女性が小説なり詩なりを書こうとするなら、年に500ポンドの収入とドアに鍵のかかる部屋を持つ必要がある」(V・ウルフ)

経済的自立と精神的独立を主張し、想像力の飛翔と軽妙な語り口によって、女性の受難史を明らかにした軽妙な長篇エッセー。フェミニズム批評の古典。