菊地成孔, 大谷能生著『東京大学のアルバート・アイラー-東大ジャズ講義録・歴史編』(2005)

 

今あるべき「ジャズの歴史」とは?そもそも「ジャズ」って何なのか?音楽家/文筆家・菊地成孔と気鋭の批評家・大谷能生が、スウィング・ジャズの時代から現在までの百年を語り倒す。三百人もの受講者を熱狂させ、刊行されるや音楽好きと本好きを沸かせたスリリングでポップな講義録

2004年4月15日講義初日 12音平均律→バークリー・メソッド→MIDIを経由する近・現代商業音楽史
2004年4月22日講義第2回 ジャズにおいてモダンとは何か?―ビバップとプレ・モダン・ジャズ
2004年5月6日講義第3回 モダンとプレ・モダン―50年代に始まるジャズの歴史化・理論化と、それによって切断された事柄について
2004年5月20日講義第4回 1950年代のアメリカと、ジャズ・モダニズムの結晶化
2004年5月27日講義第5回 1959~1962年におけるジャズの変化(1)
2004年6月3日講義第6回 1959~1962年におけるジャズの変化(2)
2004年6月10日講義第7回 フリー・ジャズとは何からのフリーだったのか?
2004年6月24日講義第8回 1965~1975年のマイルズ・デイヴィス(1)コーダル・モーダルとフアンク
2004年7月1日講義第9回 1965~1975年のマイルス・デイヴィス(2)電化と磁化
2004年7月8日講義第10回 MIDIモダニズムの終焉〔ほか〕