大庭健著『はじめての分析哲学』(1990)

はじめての分析哲学

はじめての分析哲学

序章
第1章 哲学の変貌と分析哲学
 近代哲学の認識論敵的転回
 二〇世紀科学と論理実証主義
 論理実証主義の基本思想と、その自己修正
第2章 『経験論の二つのドグマ』―論理実証主義vsプラグマティズム
 『テスト可能性』以後の論理実証主義
 分析性の否定と<ホーリズム
 実在と惜定―『二つのドグマ』のプラグマティズムにおける反実在論
幕間にて
第3章 「科学の成功」・指示・真
 <指示>の非決定性と理論の共約不可能性
 科学の成功と、真・指示
結びに代えて 科学は如何なる意味で「成功」なのか