- 作者: 橋本毅彦,栗山茂久
- 出版社/メーカー: 三元社
- 発売日: 2001/08/01
- メディア: 単行本
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いつから時計が気になるようになったのか。明治6年1月1日をもって、日本は太陽暦、定時法の社会へと転換した。鉄道、工場、学校における時間規律の導入はいかにして行なわれ、そして、人々の生活をどのように変えていったのか。現在に至るまでの、時間意識の変遷をたどる。
第1部 定刻志向──鉄道がもたらしたもの 15
第1章 近代日本における鉄道と時間意識(中村尚史) 17
第2章 一九二〇年代における鉄道の時間革命──自動連結器取替に関連して(竹村民郎) 47第2部 時間厳守と効率性──新労働管理の発展 77
第3章 近世の地域社会における時間(森下徹) 79
第4章 二つの時刻、三つの労働時間(鈴木淳) 99
第5章 蒲鉾から羊羹へ──科学的管理法導入と日本人の時間規律(橋本毅彦) 123第3部 時間の無駄のない生活──子供の教育と主婦の修養 155
第6章 子供に時間厳守を教える──小学校の内と外(西本郁子) 157
第7章 家庭領域への規律時間思想の浸透 羽仁もと子を事例として(伊藤美登里) 189第4部 新暦と時計の普及──近代的タイム・フレームの形成 211
第8章 明治改暦と時間の近代化(川和田晶子) 213
第9章 歳時記の時間(長谷川櫂) 241
第10章 明治時代における時計の普及(内田星美) 267第5部 時間のゆくえ 289
第11章 農村の時間と空間──時間地理学的考察(荒井良雄) 291
第12章 「時は金なり」のなぞ(栗山茂久) 321文献解題 時間を考えるための五〇の文献(橋本毅彦) 345
第6章 子供に時間厳守を教える
158
- 作者: アーネストサトウ,Ernest Mason Satow,坂田精一
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1960/09/25
- メディア: 文庫
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- 作者: サミュエル・スマイルズ,中村正直
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1981/01/07
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