笠井潔・藤田直哉著『文化亡国論』(2015)メモ

文化亡国論

文化亡国論

現代日本文化の現象を論究する徹底対談、過去にない刺激的なサブカルチャー論を展開!! SF推理作家の第一人者と新進気鋭の文芸評論家が3日間にわたる連続討論。
●SF界のカリスマ×新鋭の情報環境論者、両者は同意と衝突、現代日本を鋭く分析。
●大衆文化・情報環境を分析、自我とリアリティの在り方を論じ、斬新な認識を創出。
●”社会変革”を思考する知的興奮の対談集。

■第一章ネット右翼ネット左翼――情報社会と政治的感性
■第二章 クールジャパンとナショナリズム――右傾エンタメは危険か
■第三章もはや引きこもってはいられない――オタクから、ヤンキーへ
■第四章リキッド・モダニティと空気の国民――二一世紀の自我
■第五章 ネ申とアニミズム――サブカルチャー的宗教性
■第六章 クレタ島の鶏は、夜明け前に騒がしく啼く――二一世紀の蜂起