千葉雅也著『思弁的実在論と現代について』(2018)

 

思弁的実在論と現代について: 千葉雅也対談集

思弁的実在論と現代について: 千葉雅也対談集

 

いま最も注目される気鋭の哲学者、待望の初対談集。第一線で活躍する論客たちと、哲学、文学、社会、精神医学、サブカルチャーなどを横断し、現代の問題を縦横無尽に語りつくす。思考の前衛がここにある

第1部 思弁的実在論

 思弁的転回とポスト思考の哲学×小泉義之
 ポスト・ポスト構造主義エステティクス×清水高志
 思弁的実在論と新しい唯物論×岡嶋隆佑
 権威(オーソリティ)の問題―思弁的実在論から出発して×アレクサンダー・ギャロウェイ
第2部 現代について

 装置としての人文書―文学と哲学の生成変化論×いとうせいこう
 中途半端に猛り狂う狂気について×阿部和重
 「後ろ暗さ」のエコノミー―超管理社会とマゾヒズムをめぐって×墨谷渉×羽田圭介
 イケメノロジーのハードコア×柴田英里×星野太
 ポスト精神分析的人間へ―メンタルヘルス時代の“生活”×松本卓也
 絶滅と共に哲学は可能か×大澤真幸×吉川浩満