山内志朗著『「誤読」の哲学-ドゥルーズ、フーコーから中世哲学へ』(2013)

 

ドゥルーズフーコーによる中世・近世の大胆な「誤読」。そこから浮かび上がる“オブジェクト”の謎とその「誤読」の歴史。現代から、デカルトライプニッツ、スコラ哲学へと源流に向かって遡り、哲学の根本問題の知られざる系譜を描き出す超高密度の思考!

第1章 ドゥルーズと存在の一義性
第2章 フーコーと近世の截断
第3章 ライプニッツ記号論
第4章 ノリスとスコラ哲学の近世
第5章 デカルトとスコラ哲学からの逸脱
第6章 スアレスと対象的概念の系譜
第7章 アウレオリと対象的概念の起源
第8章 オッカムと唯名論の構図