岡原正幸他著『感情の社会学ーエモーション・コンシャスな時代』(1997)

感情の社会学―エモーション・コンシャスな時代 (Sekaishiso seminar)

感情の社会学―エモーション・コンシャスな時代 (Sekaishiso seminar)

今日、人々がごく自然なものととらえ、差し迫った関心を注ぎ続ける感情経験。その社会性に焦点をあて、新たな思考の枠組みを提唱、感情社会学の方法と可能性を紹介する。

第1章 感情社会学の成立と展開
第2章 感情社会学の課題
第3章 感情による社会的コントロール―感情という権力
第4章 感情自然主義の加速と変質―現代社会と感情
第5章 “感情する”秩序―当惑と相互行為秩序
第6章 感情表現と誤解の構造―感情の比較社会学に向けて