市野川容孝・宇城輝人編著『社会的なもののために』(2013)

社会的なもののために

社会的なもののために

平等・連帯・自律を志向する理念としての“社会的なもの”。暗闇の時代に、その潜勢力を来たるべき政治にむけて徹底的に討議する。

第一章 ネオリベラリズムと社会的な国家
第二章 労働はまだ社会的なものの基盤たりうるか
第三章 社会的なものと/の境界
第四章 社会的なものの認識の歩みとデモクラシーの未来
第五章 日本における社会的なものをめぐる抗争
第六章 〈3・11以後〉と社会的なもの