本谷有希子著『異類婚姻譚』(2016→2018)

 

異類婚姻譚 (講談社文庫)

異類婚姻譚 (講談社文庫)

 

 「ある日、自分の顔が旦那の顔とそっくりになっていることに気が付いた。」――結婚4年の専業主婦を主人公に、他人同士が一つになる「夫婦」という形式の魔力と違和を、軽妙なユーモアと毒を込めて描く表題作ほか、「藁の夫」など短編3篇を収録。大江健三郎賞三島由紀夫賞受賞作家の2年半ぶり、待望の最新作!

異類婚姻譚
〈犬たち〉
トモ子のバウムクーヘン
藁の夫