2016-09-09から1日間の記事一覧

萩原康一郎「ポール・リクール『時間と物語』の虚構論としての可能性と限界」『藝術研究』(20), 1-16, 2007

【リンク】 3『生きた隠喩』にてリクールは「隠喩的な言表からなる詩のことばと、叙事詩や小説に代表される物語のことばとを並行関係において捉える。前者が意味論的革新力や隠喩的指示作用を、感覚的・パトス的な領域において働かせるのに対して、後者はそ…

櫻井一成「物語と企投としての自己理解 : リクールの「経験の前-物語的構造」概念をめぐって」『美学芸術学研究』(30), 73-112, 2011

【リンク】 109 註14「リクールは物語のエピソード的次元について」「「物語のエピソード的次元は物語の時間を線的表象の方に引き寄せる。それはいろいろな仕方がある。まず、出来事は『それで、それで』という仕方で語られ、このように語ることで『それから…

長門裕介「行為論と歴史理論を分かつもの : 現代行為論からリクール『時間と物語』Ⅰを読む」『エティカ』(7), 57-71, 2014

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大塚 良貴「歴史的出来事の実在性をどう考えるか : A・C・ダントーにおける歴史の物語り論の検討」『待兼山論叢. 哲学篇』40, 33-49, 2006

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萩原 康一郎「物語的理解と自己同一性」『文芸学研究』10, 21-48, 2006

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