アーサー・W・フランク著『傷ついた物語の語り手―身体・病い・倫理』(1995=2002)

傷ついた物語の語り手―身体・病い・倫理

傷ついた物語の語り手―身体・病い・倫理

著者自らの重篤な病いの経験に根ざしながらも、他の多くの病いの語りと呼応し、交錯していく思考の流れ。病む人々を傷ついた物語の語り手として描き出し、それぞれの個人が自身の真実を自身の言葉で語る「声の倫理」。

第1章 身体が声を求める時
第2章 病んでいる身体の諸問題
第3章 物語への呼びかけとしての病い
第4章 回復の語り―想像界の中の病い
第5章 混沌の語り―沈黙する病い
第6章 探求の語り―病いと伝達する身体
第7章 証言
第8章 半ば開かれたものとしての傷

51 シノット『ボディ・ソシアル』

ボディ・ソシアル―身体と感覚の社会学

ボディ・ソシアル―身体と感覚の社会学

54 ゴフマン『スティグマ社会学
スティグマの社会学―烙印を押されたアイデンティティ

スティグマの社会学―烙印を押されたアイデンティティ

94 シャンク『人はなぜ話すのか』
人はなぜ話すのか―知能と記憶のメカニズム

人はなぜ話すのか―知能と記憶のメカニズム

108 ウィリアムズ『鳥と砂漠と湖と』
鳥と砂漠と湖と (アメリカン・ネーチャー・ライブラリー)

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165 モリス『痛みの文化史』
痛みの文化史

痛みの文化史