川野辺裕幸「立憲的政治経済学と政策提言」『公共選択の研究』Vol. 2007 (2007) No. 48 P 67-71

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68(ウェーバーによる価値判断の主観性の指摘により)「経済政策論者は経済政策論に科学としての客観性をとるか、あるいは現実に対して有用な処方箋を与えられるかどうかの実用性をとるかの二律背反に追い込まれることになった」
69「価値基準明示主義(政策優先度はある程度主観と考える)に危うさを感じるのは、実行可能性の構成要素として不可欠であると考えられる社会的合意形成の可能性、すなわち政治的実行可能性にある」