青木理著『暗黒のスキャンダル国家』(2019)

 

自身の「噂の真相」での匿名ライター時代の経験をふまえて、社会と報道の問題を問い、いまこそ戦うジャーナリズムとは何かをさぐる。最も注目されるジャーナリストによる渾身の力編。

第1章 ゲリラ・ジャーナリズム
第2章 国家というスキャンダル(岡留安則追悼―反権力の流儀
メディアの本質と向き合う映画 ほか)
第3章 「理の眼」という新聞コラム(大阪ジャーナリズム
国家の情報 ほか)
第4章 不吉な足音(岸井成格追悼―関口宏氏に訊く
記録とエセ保守 ほか)
第5章 「理の眼」2(悪いのは部下
野中広務の「遺言」 ほか)