
- 作者: ヘルムート・コーイング,Helmut Coing,松尾弘
- 出版社/メーカー: 慶應義塾大学出版会
- 発売日: 2016/09/22
- メディア: 単行本
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ドイツ20世紀最大の法学者が遺した法解釈のエッセンス。法学の基礎知識中の基礎知識。ローマの法律学、中世のスコラ学的法学、フランス法律学、ドイツ法律学、英米法律学といった法律学の主要類型の知識を獲得し、法の解釈と適用についての方法論をコンパクトかつ本格的に学ぶ。
目次
はじめに ―― 訳者による序論
凡 例
序 言
Ⅰ 基本的な事柄
Ⅱ 法律学的思考の歴史学上の諸類型
1. ローマの法律家
2. スコラ学的法学
3. ドイツのパンデクテン法学
4. フランスにおける註釈学派
5. 英米の法律家の思考について
Ⅲ 法典の解釈
1. 一般的な解釈学の諸原則
2. 法律学的解釈の諸原則
Ⅳ 法規の適用
1. 解釈と適用の関係
2. 包摂としての法規適用
3. このような見解に対する批判
4. 裁判官と法規
Ⅴ 裁判官による法の継続形成
1. 歴史学的な事柄
2. 裁判官の三重の課題
3. 欠缺問題と法律学的論理学
4. 裁判官による欠缺の解決
5. 総 括
Ⅵ 法 学
1. 思考方法としての体系
2. 法律学的体系について
3. 法学の方法
4. 法学の学問的特色
おわりに ―― 訳者による小括と展望
参考文献
基本用語訳語一覧
学説彙纂
人名・事項索引