吉田幸治「PLバーガー「現実の社会的構成」論における 問題性と可能性」『立命館産業社会論集』第37巻第4号, 2002

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195「バーガーは自らの初期的取り組みにおいて、当時の理論的パラダイムである機能主義理理論に対抗すべく、人間の主体的側面に注目した社会学を構想していた」

196「(ミルズやグールドナーの社会学は)ともにパーソンズ批判を展開しつつ、日常的な現実を生きる人間への洞察、及びその生活領域と科学領域のつながりを問題化する視覚を提示した。そしてその一潮流にあるのが、現象学的社会学である、バーガーはこの中に位置付けられる」

バーガー『社会学への招待』

社会学への招待 (ちくま学芸文庫)

社会学への招待 (ちくま学芸文庫)