橋本陽介著『物語論 基礎と応用』(2017)

物語論 基礎と応用 (講談社選書メチエ)

物語論 基礎と応用 (講談社選書メチエ)

人間だけが物語を語り、物語によって現実を理解する。では、「おもしろい物語」とは、どのように作られているのか。プロップ、バルト、ジュネットらの理論を紹介し、具体的な作品の分析から、その設計図を明らかにする。最もわかりやすいナラトロジーの教科書。

はじめに――「物語論」とは何を論じるのか
第一章 「物語」の形態学
第二章 物語に流れる「時間」
第三章 視点と語り手
第四章 日本語の言語習慣
第五章 ノンフィクションは「物語」か
第六章 物語論への批判
第七章 「おもしろい展開」の法則
第八章 叙述のスピードと文体
第九章 登場人物の内と外
第十章 さまざまな語りの構造
第十一章 「物語」のこれから
おわりに――人間だけが物語る

147 橋本『ナラトロジー入門―プロップからジュネットまでの物語論

バルト『物語の構造分析』
物語の構造分析

物語の構造分析

ジュネット『物語のディスクール
物語のディスクール―方法論の試み (叢書記号学的実践 (2))

物語のディスクール―方法論の試み (叢書記号学的実践 (2))

ブース『フィクションの修辞学』
フィクションの修辞学 (叢書 記号学的実践)

フィクションの修辞学 (叢書 記号学的実践)

チャットマン『小説と映画の修辞学』
小説と映画の修辞学 (叢書 記号学的実践)

小説と映画の修辞学 (叢書 記号学的実践)

オニール『言説のフィクション―ポスト・モダンのナラトロジー
言説のフィクション―ポスト・モダンのナラトロジー (松柏社叢書―言語科学の冒険)

言説のフィクション―ポスト・モダンのナラトロジー (松柏社叢書―言語科学の冒険)

ハンブルガー『文学の論理』
文学の論理

文学の論理

シュタンツェル『物語の構造―「語り」の理論とテクスト分析』
物語の構造―「語り」の理論とテクスト分析

物語の構造―「語り」の理論とテクスト分析

ヴァインリヒ『時制論―文学テクストの分析』
時制論―文学テクストの分析 (1982年)

時制論―文学テクストの分析 (1982年)

148 ストックウェル『認知詩学入門』
時制論―文学テクストの分析 (1982年)

時制論―文学テクストの分析 (1982年)

リクール『時間と物語』既読
三浦『虚構世界の存在論
虚構世界の存在論

虚構世界の存在論

166 ルルフォ『ペドロ・パラモ』
ペドロ・パラモ (岩波文庫)

ペドロ・パラモ (岩波文庫)

219 マンスフィールド
マンスフィールド短篇集 (ちくま文庫)

マンスフィールド短篇集 (ちくま文庫)

222 イェホシュア『エルサレムの秋』
エルサレムの秋 (Modern&Classic)

エルサレムの秋 (Modern&Classic)