- 作者: デイヴィッド・ダムロッシュ,秋草俊一郎,奥彩子,桐山大介,小松真帆,平塚隼介,山辺弦
- 出版社/メーカー: 国書刊行会
- 発売日: 2011/04/27
- メディア: 単行本
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ギルガメシュ叙事詩、源氏物語、千夜一夜物語といった「古典」から、古代エジプトの恋愛詩、中世ドイツの女性神秘主義者によるテクスト、さらにはカフカ、ウッドハウス、ミロラド・パヴィチ『ハザール事典』まで――。翻訳をつうじて時空間を超え、新たな形で流通=生成しつづける「世界文学」の可能性を問う画期的論考.
序章 ゲーテ、新語を造る
第1部 流通
第1章 ギルガメシュの探求
第2章 法王の吹き矢
第3章 旧世界から全世界へ
第2部 翻訳
第4章 死者の都で恋して
第5章 マクデブルクのメヒティルト、その死後の生
第6章 カフカ、故郷へ帰る
第3部 生産
第7章 世界のなかの英語
第8章 活字になったリゴベルタ・メンチュウ
第9章 毒の書物
終章 ありあまるほどの世界と時間