荒木勝「アリストテレス政治学における 『コイノーニア』 と家と王の統治」『岡山大學法學會雜誌』2001, 50巻, 3-4号, 63-94.

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81「アリストテレスにおいては、家の統治には二重の統治原理が存在しており、それは自由人による自由人の統治としての家長による妻子の統治であり、また奴隷主による奴隷の統治であった。しかもこうした家族内の統治こそが国家体制の統治の範型(パラディグマ)をなしていると捉えられている」