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3「スキナーは、テクストの意味を決定することでテクストを理解する思想史の試みとして(69年の時点で)正統派だとみなされていた2つの方法論を批判した。ひとつは、テクストの意味の最終的な審級は宗教的・政治的・経済的要因といったコンテクストだとする立場であり、もうひとつは、テクストはコンテクストからは自律しており、テクストの意味はテクストそれ自体にしか求めてはならないという立場である。前者ではマルクス主義やL.B.Namierの解釈の立場が示されており…後者の立場の研究は今でも日本を含めた多くの思想業界で行われている」
スキナー『思想史とは何か』
思想史とはなにか―意味とコンテクスト (SELECTION21)
- 作者: クェンティンスキナー,半沢孝麿,加藤節
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1990/06/27
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ポーコック『徳・商業・歴史』
- 作者: J.G.A.ポーコック,John G.A. Pocock,田中秀夫
- 出版社/メーカー: みすず書房
- 発売日: 1993/10/01
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