藤村里美著, 東京都写真美術館監修『写真の歴史入門 第2部「創造」モダンエイジの開幕』(2005)

写真の歴史入門 第2部「創造」モダンエイジの開幕 (とんぼの本)

写真の歴史入門 第2部「創造」モダンエイジの開幕 (とんぼの本)

写真は芸術なのか? 世紀末から20世紀初頭、この難問に挑んだ豊穣なる作品群!アジェがパリの街角を撮り続け、木村伊兵衛がリアリズム写真の礎を築き、マン・レイがシュールな写真を次々と発表していく……。近代市民社会が成立し、産業が急速に発展したモダニズムの時代、写真は実り多き豊かな時代を迎えた。東京都写真美術館の貴重作品一挙掲載の写真史ガイド決定版。シリーズ全4作の第2 弾、完成!

序 写真を創造するということ
第1章 創造―絵画との出会いと別離
 出会い―ピクトリアリズムの胎動
 兆し―自然主義とリンクト・リング
 別れ―フォト・セセッション
 日本のピクトリアリズム
第2章 回帰写真の眼
 撮る―ストレート・フォト
 創る―バウハウスからシュルレアリスムまで