
- 作者: 金森修
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2012/08/25
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動物に霊魂はあるのか、それとも動物は感じることのない機械なのか――。アリストテレスに始まり、モンテーニュを経て、デカルトの登場によってヨーロッパ哲学界で動物をめぐる論争は頂点に達した。古代ギリシャ・ローマ時代から二〇世紀のハイデッガー、デリダまで、哲学者たちによる動物論の系譜を丹念に跡づける。動物/生命へのまなざしの精緻な読解によって「人間とは何か」を照らし出す、スリリングな思想史の試み。
序章 動物の方へ、人間のために
第1章 動物論の前史
第2章 デカルトの衝撃
第3章 魂―物質と非物質の間
第4章 “常識派”への揺り戻し
第5章 論争のフェイド・アウト
第6章 現代の“動物の哲学”
終章 “動物霊魂論”が浮き彫りにするもの

- 作者: ディオゲネス・ラエルティオス,加来彰俊
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1984/10/16
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- 作者: ピエール・ベール,野沢協
- 出版社/メーカー: 法政大学出版局
- 発売日: 1982/03
- メディア: 単行本
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148 オフレー・ド・ラ・メトリ, 1709-51, ヴォルテールと交流
159 ビュフォン伯爵, 1707-88
167 コンディヤック, 1715-80,「ビュフォン・コンディヤック論争」
184(シェーラー)「実証的知見の蓄積によって〈感覚的霊魂〉と〈思考的霊魂〉の間の連続性が高まり、後者の独自性が減殺されていく中で、後者の成分内に〈精神〉という、いわば〈非・生〉を設定することで〈人間の人間性〉を死守しようとしたという姿勢が窺われる」
213 アガンベン「人類学的機械」近代以降の承認・排除関連の成り立ち

- 作者: 金森修
- 出版社/メーカー: 平凡社
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