読むことのアレゴリー――ルソー、ニーチェ、リルケ、プルーストにおける比喩的言語
- 作者: ポール・ド・マン,Paul de Man,土田知則
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2012/12/22
- メディア: 単行本
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「脱構築批評」と呼ばれる独自のテクスト読解を実践し、文学研究ばかりか哲学・思想の領域に深い影響を与えたポール・ド・マン。決定的な重要性をもつその主著が、原著刊行より30年以上の時を経て、ついに日本の読者の前で全貌を明らかにする。不滅の主著、ついに完訳。
第1部 修辞(学)
記号学と修辞学
文彩(リルケ)
読むこと(プルースト)
生成と系譜(ニーチェ)
文彩のレトリック(ニーチェ)
説得のレトリック(ニーチェ))
第2部 ルソー
隠喩(『第二論文』)
自己(『ピュグマリオン』)
アレゴリー(『ジュリ』)
読むことのアレゴリー(『サヴォワの助任司祭の信仰告白』)
約束(『社会契約論』)
言い訳(『告白』)
9 ケネス・バーク, チャールズ・パース,「文法と修辞の峻別」10「純粋文法」「純粋修辞」
11「完全に明快な統語論的範列(質問)が少なくとも二つの意味をもつ文を生み出すが、一つはそれ自身の発語内的な様式を肯定し、もう一つは否定する」「私は、常用の言葉遣いに従って、こうした記号学的な謎を「修辞的」と呼ぶことにする」
- 作者: 土田知則
- 出版社/メーカー: 岩波書店
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