- 作者: 阪口正二郎
- 出版社/メーカー: 日本評論社
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「立憲主義」と「民主主義」との関係をどうみるべきかという問題が、アメリカで、そして日本の憲法学界で議論されている。司法審査と民主制、憲法改正等の論点に即して、「立憲主義」を再検討する、興味深い論考。
第一章 「立憲主義」をめぐるある対照
第二章 司法審査の正当性
第三章 原意主義
第四章 二元的民主政理論
第五章 プロセス理論
第六章 プリコミットメント論再訪
第七章 憲法をめぐる「守旧」と「改革」
第八章 ささやかな問題提起
34「原意主義とは…「…当該規定が憲法規範として制定された際に、当時の『人民』によって当該憲法規定の意味だwと理解されていたものが特権的地位を与えられるべきである」という主張である。
- 作者: 戸松秀典,野坂泰司
- 出版社/メーカー: 有斐閣
- 発売日: 2012/04/04
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- 作者: ジョン・H.イリィ,佐藤幸治,松井茂記
- 出版社/メーカー: 成文堂
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- 作者: 松井茂記
- 出版社/メーカー: 有斐閣
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224 スティーブン・ホームズ「消極的/積極的立憲主義」
225「憲法典は権力を制約して専制を防ぐだけでなく、同時に権力を構築し、権力が社会的に望ましい目標に向かうよう教導し、社会の無秩序と私人による抑圧を防ぐものでもあり」「憲法典を単に(国家権力ないしは主権を)不可能にする装置としてではなく、それらを可能にする装置」
240「立憲主義があって初めて民主主義が可能になる」