上村忠男他編『歴史を問う4 歴史はいかに書かれるか』(2004)

歴史を問う〈4〉歴史はいかに書かれるか

歴史を問う〈4〉歴史はいかに書かれるか

史実とは何か.歴史の真実とは何か.考古史料や文献が解釈を呼び起こすのか,それとも現在から過去への問いが発掘に先行するのか―歴史記述をめぐる認識論上の難問と取り組む.「書かれた歴史」に内在する逆説を明るみに出すとともに,裁判や報道,生活と実践など,歴史の外の社会的・規範的言説と比較しつつ,歴史の方法の新しいヴィジョンを探る.

歴史の作法 二宮宏之著
テクストとプラティークの間 : あるいは史料・現実・想像力 福井憲彦
記録なき個人の歴史を書く : アラン・コルバンの試みが意味するもの 工藤光一著
当事者性と歴史叙述 : 一九五〇年代前半の体験から 成田龍一
伝統への回帰 : デリダヴァレリー平泉澄 櫻井進著
ジェンダー論、その軌跡と射程 荻野美穂著
「歴史の他者」が「正義」を求めるとき : 「歴史のヘテロジー」への問い  高橋哲哉

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20世紀の歴史学

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ニュー・ヒストリーの現在―歴史叙述の新しい展望

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4, 53
歴史 ― HISTORY (〈1冊でわかる〉シリーズ ― Very Short Introductions日本版)

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9, 53
歴史のエクリチュール (叢書・ウニベルシタス)

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26
中世農民の世界―甦るプリュム修道院所領明細帳 (世界歴史選書)

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31, 55
アウシュヴィッツと表象の限界 (ポイエーシス叢書)

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47, 56114
記録を残さなかった男の歴史―ある木靴職人の世界 1798‐1876

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感性の歴史学―社会史の方法と未来 (神奈川大学評論ブックレット)

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浜辺の誕生―海と人間の系譜学

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神話・寓意・徴候

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読書の文化史―テクスト・書物・読解

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歴史・レトリック・立証

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実践感覚1【新装版】

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人喰いの村

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音の風景

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チーズとうじ虫―― 16世紀の一粉挽屋の世界像 (始まりの本)

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帰ってきたマルタン・ゲール―16世紀フランスのにせ亭主騒動 (平凡社ライブラリー)

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