山内志朗著『ライプニッツ―なぜ私は世界にひとりしかいないのか (シリーズ・哲学のエッセンス) 』(2003)

世の中に、まったく同じ2枚の葉は存在しない。では、「唯一」とはどういうことか。天才ライプニッツの思想を「自分」という謎を手がかりに解き明かす。

1 モナドの哲学
 ライプニッツの時代
 “自分”という謎
 モナドの思想 ほか
2 個体性をめぐって
 無差別の不可能性
 モナドの絆
 モナド相互の関係と交通 ほか
3 “自分”の唯一性
 “今・ここ”にあること
 二種類の唯一性
 世界にたったひとりの“自分”