ロバート・ステッカー著『分析美学入門』(2010=2013)メモ

分析美学入門

分析美学入門

英語圏哲学界のXXが現代の美学をわかりやすく紹介。雄大な自然、悲しい交響曲、社会を変えた暴露小説、不道徳なバイオレンス映画、美しくないコンセプチュアルアート、周囲と調和しない前衛建築など、多岐にわたる実例を用いながら、13章にわたって最新の論争をあざやかに解説する。丁寧な文献紹介と用語解説、確認問題集を付した、最先端の入門書。

第1部 美学
 環境美学―自然の美
 “美的なもの”について1 美的経験
“美的なもの”について2 美的性質
第2部 芸術哲学
 芸術とは何か
 芸術作品は、いかなる種類の対象なのか
 解釈とそこに関わる意図の問題
 再現1 フィクション
 再現2 描写
音楽・詩における表現性
 芸術的価値
 価値と価値との相互作用―倫理的価値、美的価値、芸術的価値
 建築の価値

306「写真を絵画などとは一味違う、透明的なメディアとして捉えようとする」「透明性テーゼ(transparency thesis)」
清塚邦彦「写真を通して物を見ること : K・L・ウォルトンの透明性テーゼをめぐって」「写真とメディア:K・L・ウォルトンの写真論を手がかりに」【リンク

分析美学基本論文集

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でも、これがアートなの?―芸術理論入門

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