苫野一徳著『「自由」はいかに可能か―社会構想のための哲学』(2014)メモ

「自由」はいかに可能か 社会構想のための哲学 (NHKブックス)

「自由」はいかに可能か 社会構想のための哲学 (NHKブックス)

誰もが自由に生きているはずの時代にあって、私たちはなかなかその実感を持つことができない。自由など本当は存在しないのか?自由より優先されるべき価値があるのか?哲学と現代思想が考えてきた「自由とは何か」という問いには、ヘーゲルの思考を手がかりにすれば答えを出すことができる。新進気鋭の哲学者が、「欲望」に着目することで「自由」を人間にとって最も根本的な価値と捉えなおし、私たちが「生きたいように生きられる」ための条件を考える。

「自由」に代わるもの?
第1部 「自由」の本質
 「本質」とは何か
 「自由」のイメージを解体する
 「自由」とは何か
 現代政治哲学の難点
第2部 「自由」の条件
 どうすれば「自由」を感じられるか
 どうすれば「自由」な社会を作れるか

23 250[4]安藤馨「人格」や「自由」の内在的価値の否定、「効用」の最大化

統治と功利

統治と功利

24
全体性と無限 (上) (岩波文庫)

全体性と無限 (上) (岩波文庫)

40「本質」の発見51
意識は実在しない 心・知覚・自由 (講談社選書メチエ)

意識は実在しない 心・知覚・自由 (講談社選書メチエ)

cf. こんなものが
なぜ意識は実在しないのか (双書 哲学塾)

なぜ意識は実在しないのか (双書 哲学塾)

107 ヘーゲルの社会原理論、自己意識の成長物語
ヘーゲル・大人のなりかた (NHKブックス)

ヘーゲル・大人のなりかた (NHKブックス)

108 256「主」と「奴」
ヘーゲルと現代思想の臨界―ポストモダンのフクロウたち

ヘーゲルと現代思想の臨界―ポストモダンのフクロウたち

109「両極[主と奴]は互いに承認しあっているものであることを互に承認しあっている」