蓮實重彦著『映画時評 2012-2014』(2015)メモ

映画時評 2012-2014

映画時評 2012-2014

映画の歴史にはそれが存在していることを祝福するしかない作品が存在する──映画批評の第一人者による時評・評論・対談集、『映画時評』第2弾!『群像』の人気連載完結!この1冊で2012年から2014年、3年間の映画シーンの全てがわかる。

1 映画時評 2012‐2014『無言歌』『果てなき路』『J・エドガー』『戦火の馬』『三重スパイ』 『ファウスト』『愛の残像』『イニスフリー』『Virginia/ヴァージニア』『ダークナイト・ライジング』『アウトレイジ ビヨンド』『カリフォルニア・ドールズ』『秋のソナタ』『Playback』『ムーンライズ・キングダム』『ホーリー・モーターズ』『ジャンゴ 繋がれざる者』『三姉妹─雲南の子』『リアル─完全なる首長竜の日─』『熱波』『アイス』『ポルトガル、ここに誕生すーーギマランイス歴史地区』『眠れる美女』『女っ気なし』『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』『スティーラーズ』『ニシノユキヒコの恋と冒険』『イヌミチ』『セインツーー約束の果て』『罪の手ざわり』『グランド・ブダペスト・ホテル』『収容病棟』『ドライブイン蒲生』『静かなる男』『やさしい人』『さらば。愛の言葉よ 3D』
2 「映画時評」の余白に(エレニの真の帰郷は、アンゲロプロスの不慮の死によって語られずに終わってしまった
賈樟柯監督インタヴュー 新作『罪の手ざわり』の公開にあたって
とんでもないゴダール ほか)
3 「映画時評」を超えて(テキサスの謎―ウェス・アンダーソンのサスペンス性をめぐって―三浦哲哉氏との対談
社会撹乱者としてのゴダール『さらば、愛の言葉よ 3D』をめぐって―阿部和重氏との対談
映画三狂人、アメリカ映画を大いに語る―青山真治監督、阿部和重氏との鼎談 ほか)