反逆の神話:カウンターカルチャーはいかにして消費文化になったか
- 作者: ジョセフ・ヒース,アンドルー・ポター,栗原百代
- 出版社/メーカー: エヌティティ出版
- 発売日: 2014/09/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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60年代に生まれたカウンターカルチャーは現代社会を変えたのか? 行き過ぎた反社会的な思考は、結局なにも変革しなかった。異色のコンビが反消費社会論からオルタナティブ文化・環境運動までの矛盾を徹底的に暴きだす痛快な一冊。
目次
1 カウンターカルチャーの誕生
2 フロイト、カリフォルニアへ行く
3 ノーマルであること
4 自分が嫌いだ、だから買いたい
5 過激な反逆
6 制服と画一性
7 地位の追求からクールの探求へ
8 コカ・コーラ化
9 ありがとう、インド
10 宇宙船地球号
p.93「異議申し立て」と「逸脱」の区別
p.111「要するに、それ(ヒッピーやパンクなどサブカルチャーの反逆 ※引用者)は異議申し立ての運動であって、ただの社会的逸脱ではないと認めることが、サブカルチャーの新しい規範なのだ」