2022-02-10から1日間の記事一覧

【書評】熊田俊郎「吉野浩司著『利他主義社会学の創造――P. A. ソローキン最後の挑戦』」『社会学評論』2020年, 71巻, 3号, p.528-529

【本文】

吉武由彩「献血を重ねることと互酬性の予期 ―聞き取り調査の結果から見る献血行為の一断面―」『社会学評論』2020年, 71巻, 3号, p.429-446

【本文】 近年献血者数の減少が問題となっているものの,社会学における献血の研究は少ない.献血をめぐっては,「将来自身や家族も血液製剤を使用するかもしれないから」という献血動機が語られる場合がある.これは互酬性を予期する語りである.他方で,こ…