2020-09-23から1日間の記事一覧

大屋雄裕「自由と幸福の現在 ーナッジとその先にあるもの」『現代社会学理論研究』2018年, 12巻, p.4-13

【本文】 近代の法制度において前提されている自由と幸福の関係が現在さらされている緊張について、ローレンス・レッシグによるアーキテクチャの権力と、キャス・サンスティーンのリバタリアン・パターナリズムの差異を踏まえつつ検討し、特に後者が個人の自…

高岡文章「観光をめぐる自由と不自由 ―ルート観光論からのアプローチ―」『西日本社会学会年報』2019年, 17巻, p.7-19

【本文】 観光にはどのような可能性や広がりや自由があるのだろう。観光はどのような意味において狭く暗く不自由だろうか。そして、その自由と不自由はどのようにつながっているのだろう。本稿は観光社会学の視点から観光をめぐる自由と不自由について検討す…